餞別や退職祝いのお返しは何がいい?守るべきマナーとおすすめギフトをご紹介

最終更新日:2026.10.26

これまで一緒に頑張ってきた方の門出を祝うものとして餞別や退職祝いがあります。餞別や退職祝いをもらった方はお返しについて悩むこともあるのではないでしょうか。
そこで今回は餞別や退職祝いのお返しについてご紹介いたします。お返しに悩んでいらっしゃる方は、ぜひ参考にしてみてください。



そもそも餞別や退職祝いにお返しは必要?

餞別や退職祝いをもらったときに、お返しをする必要があるのかわからず心配になることがあるかもしれません。餞別や退職祝いとはそもそもどのようなもので、お返しのマナーはどうなっているのか確認していきましょう。



餞別と退職祝いはどのようなもの?

餞別

「餞別」とは異動や転勤、退職など上司や同僚が旅立つ際に、感謝の気持ちや前途を祝す想いを込めて贈る現金やプレゼントのことで「はなむけ」とも呼ばれます。

「餞別」は仕事上の旅立ちだけではなく、遠くに引っ越すときや旅行をするとき、留学をするときなどにも贈られます。


退職祝い

「退職祝い」は文字通り上司や同僚が退職をするときに、感謝やこれまでの労をねぎらう想いを込めて贈るプレゼントです。



餞別や退職祝いはいつもらう?

渡す時期が早いと旅立ちを待ち望んでいるような印象を与えてしまいます。そのため、送別会や最後の出勤日などにもらうことが多いでしょう。



餞別や退職祝いのお返しは必要?

どちらの場合も基本的にはお返しをする必要はありませんが、餞別や退職祝いをいただいた方への配慮は必要です。状況が落ち着いた後でよいので、1か月以内目処にお礼状を送りましょう。もちろん、お返しとして品物を贈り、感謝の気持ちを伝えることもできます。



餞別や退職祝いのお返しの金額相場

餞別や退職祝いのお返しは、いただいた金品に対して控えめにするのが基本的な考え方です。
目安としては、贈られた金額の3分の1から半額程度までが一般的とされており、これを超える高額なお返しは避けたほうがよいでしょう。

例えば3,000〜10,000円ほどの餞別を受け取った場合は、1,500〜5,000円前後の品を選ぶとバランスが取れます。
一方で、比較的高額な餞別や退職祝いをいただいた場合は、無理に金額を合わせる必要はなく、3分の1程度のお返しでも失礼にはあたりません。
また、職場や業界によっては独自の慣習があるケースもあるため、不安な場合は事前に周囲へ確認しておくと安心です。



餞別や退職祝いにおすすめのお返しギフト

餞別や退職祝いのお返しには、相手に気を遣わせない実用的な品や消耗品がよく選ばれます。受け取る方の人数や関係性に合わせて、喜ばれやすいギフトを選びましょう。



お菓子・スイーツ

お菓子は餞別や退職祝いのお返しの定番です。クッキーやフィナンシェ、せんべいなどの個包装されたお菓子は、職場でも配りやすく幅広い年代の方に喜ばれます。

また、日持ちする商品を選べば受け取る側の負担も少なくなります。部署やグループへのお返しには、個包装の詰め合わせギフトがおすすめです。



コーヒー・紅茶などの飲料ギフト

コーヒーや紅茶、日本茶などの飲料ギフトも人気があります。比較的好みが分かれにくく、自宅や職場で気軽に楽しんでもらえるため、お返しとして選びやすい品です。
ドリップコーヒーやティーバッグのセットであれば保管しやすく、相手を問わず贈りやすいでしょう。



日用品・実用品

タオルやハンドソープ、洗剤などの日用品は実用性が高く、お返しの品としてよく選ばれています。いくつあっても困りにくく、相手の年齢や性別を問わず贈りやすいことが魅力です。



ギフトカード・デジタルギフト

相手の好みが分からない場合には、ギフトカードやデジタルギフトも選択肢の一つです。受け取った方が自由に使えるため、贈る側も品選びに悩みにくく、お返しの相場に合わせて金額を選びやすいメリットがあります。



複数の人からもらった場合

お返しをする方全員に行き渡るようなギフトを選ぶのがポイントです。個包装のお菓子や職場で使いやすい実用品などがよいでしょう。のしを付ける場合は、紅白蝶結びの水引がついたのし紙に「御礼」と表書きをします。

定番のお菓子を贈る場合は、配ることを考慮して切り分ける手間が不要なものを選びましょう。大容量のお菓子詰め合わせなど個包装されているものであれば、受け取った方も配りやすいためおすすめです。



個別にもらった場合

複数名の方から個別に餞別や退職祝いをもらった場合は、お返しをする方によって中身に差が生まれないように配慮しましょう。場合によっては他の人の目に触れないタイミングで個別に渡しに行くなどの気遣いが求められます。

ギフトには調味料などの食品や洗剤などの日用品といった「消えもの」がおすすめです。相手の好みが分からない場合は、ギフトカードやデジタルギフトを選ぶのもよいでしょう。負担にならない価格帯で実用性の高い品を選ぶことで、感謝の気持ちを自然に伝えられます。



餞別のお返しで押さえておきたいマナー

餞別のお返しは、金額や品物選びだけでなく、贈る時期や渡し方、気持ちの伝え方にも配慮が必要です。
基本的なマナーを押さえておくことで、相手に余計な気遣いをさせず、感謝の思いを丁寧に伝えられます。
ここでは、餞別のお返しで押さえておきたいマナーをいくつか紹介します。



餞別のお返しを贈る適切な時期

餞別のお返しを贈るタイミングは、退職や異動からおおよそ1ヶ月以内が目安とされています。
退職直後は手続きや引き継ぎで慌ただしくなることが多いため、少し落ち着いたタイミングでお返しを用意すると好印象です。

その際、近況報告を兼ねて贈ることで、形式的にならず心のこもったお返しになります。
あまりにも時間が空いてしまうと失礼に受け取られる可能性もあるため、遅くとも1ヶ月以内を意識して準備すると安心です。



餞別のお返しには熨斗(のし)を用いる

餞別のお返しをする際は、品物に熨斗(のし)紙をかけるのが基本的なマナーです。
水引は何度あっても差し支えない意味を持つ、紅白の蝶結びを選びましょう。

表書きは「御礼」とするのが一般的で、下段には贈り主である自分の姓名を記します。
特別に格式張る必要はありませんが、のしを添えることで、感謝の気持ちを正式に伝えられます。
簡易的なギフトであっても、のしがあるだけで丁寧な印象になります。



餞別のお返しは自宅へ個別に届けるのが望ましい

餞別のお返しは、基本的には相手の自宅へ個別に届けるのが望ましいとされています。
職場に送ると周囲の目が気になり、相手に気を遣わせてしまうこともあるためです。

ただし、職場の有志や部署全体から連名で餞別をいただいた場合は例外で、皆で分けやすいお菓子などを職場宛てに贈っても問題ありません。
状況に応じて贈り先を使い分けることで、相手への配慮がより伝わります。



お礼の気持ちを伝える一文を添える

餞別のお返しをする際は、品物だけで済ませず、お礼状やメッセージカードを添えるとより丁寧です。
「お心遣いへの感謝」や「在職中のお礼」、簡単な近況などを一言添えるだけでも、温かい印象を与えられます。

長文である必要はありませんが、自分の言葉で気持ちを伝えることが大切です。
こうした一文があることで形式的なお返しにならず、今後も良好な関係を築くきっかけにつながります。

FAQ

ここでは、退職祝いのお返しに関するよくある質問を取り上げ、一般的なマナーや考え方を分かりやすく解説します。

退職祝いを贈る際の金額に明確な決まりはなく、相手との関係性や贈り方によって相場は異なります。
例えば、定年退職する上司へ複数人で贈る場合は、10,000〜30,000円程度の品を用意するケースが多く見られます。
一方、個人で贈る場合は3,000〜5,000円前後が一般的です。
転職する同僚に対しても、同様に3,000〜5,000円程度が無理のない範囲とされています。高価な品を選びたい場合は、数人で費用を分担することで、相手に負担を感じさせずに済みます。

退職祝いのお返しには、基本的にのしを付けるのが丁寧な対応とされています。
ただし、親しい間柄の場合は形式張りすぎると堅苦しく感じられることもあるため、相手がのし付きで贈ってきたかどうかを目安に判断するとよいでしょう。
転職や定年退職の場合は、何度あっても問題のない「紅白蝶結び」の水引を使用し、表書きは「御礼」、下段に自分の姓を記します。
一方、結婚を理由とした退職では「紅白結び切り」を選び、「結婚内祝」や「内祝」とするのが一般的です。退職理由に応じて使い分けることが重要です。

お礼状やメッセージを書く際は、形式よりも気持ちが伝わる内容を意識しましょう。
基本的には、退職祝いをいただいたことへの感謝、在職中にお世話になったことへのお礼、現在の心境や今後についての一言、という流れでまとめると自然です。
手書きで書くことで、より誠意が伝わりやすくなります。
お返しの品を郵送する場合は、簡単なカードだけでなく、便箋を使った手紙を同封すると丁寧な印象になります。
長文である必要はありませんが、自分の言葉で素直な感謝を伝えることが大切です。

餞別のお返しを選ぶ際には、相手に負担を感じさせない配慮が必要です。
特に高額すぎる品物は、かえって相手を恐縮させてしまうため避けたほうがよいでしょう。
また、賞味期限が極端に短い食品や、好みが大きく分かれるアイテムも注意が必要です。誰にでも使いやすい消耗品や日持ちするギフトを選ぶことで、失礼のないお返しにつながります。



お返しギフトにQUOカードやQUOカードPayがおすすめ

お返しのギフトには、お返しをするほうも簡単に購入でき、もらうほうも気を遣わずにに受け取れるQUOカードやQUOカードPayがおすすめです。
デザインの種類が豊富で金額も選べるので、贈るシーンや相手に応じて選ぶことができます。QUOカードとQUOカードPayはともにオリジナルデザインを作成できるので思い出に残るギフトとして贈ることができます。

お返しのギフトに悩んだときは、身近なお店で使えるQUOカードやアプリ不要で贈りたいときに住所を知らなくても、連絡先さえ知っていればすぐに届けられるQUOカードPayもぜひ検討してみてくださいね。

公開日:2022年3月22日