小学生の自由研究におすすめ!お金とキャッシュレスを楽しく学ぼう

最終更新日:2025.07.11

夏休みの宿題の中でも、毎年悩みの種となるのが「自由研究」。どんなテーマにしようか迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回おすすめしたいのが、「お金」や「キャッシュレス」をテーマにした自由研究です。身近にあるのに、意外と知らないことが多い「お金」について、楽しく学べるチャンスです。

2022年度からは高校の家庭科で「金融教育」が必修となり、家計管理や資産形成など、実生活に役立つお金の知識を学ぶ機会が広がっています。これは、将来に向けて自分で考え、判断し、行動する力を育てるための大切なステップです。
こうした背景から、小学生のうちから「お金」について興味を持ち、学ぶことはとても意味があります。特に夏休みの自由研究では、「現金」や「キャッシュレス」など、身近なテーマを通して、お金のしくみや使い方を知るきっかけになります。

今回は、小学生でも取り組みやすい「お金」や「キャッシュレス」に関する自由研究のアイデアをご紹介します。



なぜ小学生からお金の勉強をするほうがいいの?

小学生は、「お金の教育」を始めるチャンスです。以下では、その理由を4つのポイントに分けてご紹介します。



自立する力が付く

お金の使い方を知ることは、将来の「自立」につながります。お金の価値や使い道を理解しておけば、大人になったときに無駄遣いを防ぎ、自分でしっかり判断できるようになるでしょう。小さいうちからお金に触れることで、「お金=難しい」という苦手意識もなくなります。



計算力が付く

お金を使うということは、自然と「算数」を使うことでもあります。支払いやお釣りの計算はもちろん、100円玉を5枚で500円といった「単位」の感覚も身につき、日常で算数が活かせるようになります。買い物の場面で実際にいくら必要か、消費税が加わるとどうなるかといった具体的な事例を交えて学ぶことも効果的です。特に現金を使って買い物を体験させると、目に見える形で「お金が減る」という実感が持て、より身につきやすくなります。



無駄遣いを防ぐ

限られたお小遣いの中でやりくりをすることで、子どもは「本当に必要なもの」と「今は我慢すべきもの」を見極める判断力を身につけていきます。「欲しい」と思ったものでも、予算内に収まるかどうか、必要性があるかを自分で考えることで、お金の価値や使い方のバランス感覚が養われるでしょう。最近では、小学生が知らないうちにスマホゲームで課金し、高額請求になるトラブルも少なくありません。そうした問題を防ぐためにも、「お金は使えば減る」という基本的な感覚をしっかり伝えることが大切です。



ものを大切にするようになる

自分で選んで手に入れたものには、愛着がわきやすくなります。「これは自分のお小遣いで買ったから大事にしよう」と感じることで、ものを大切に扱う心が芽生えるためです。そこには「お金を払った」という経験があるからこそ、「欲しいものを手に入れるには、我慢や努力が必要なんだ」という学びにもつながります。こうした経験を重ねることで、子どもはものの価値を理解し、長く大切に使う習慣を身につけていくようになります。



小学生にもおすすめ!お金とキャッシュレスがテーマの自由研究アイデア

ここからは、小学生でも楽しく取り組める「お金」や「キャッシュレス」をテーマにした自由研究のアイデアを4つご紹介します。調べたり、体験したりしながら、お金のしくみを学んでみましょう。



1. 【調べてみよう】お金の歴史と進化

昔のお金から、現在のキャッシュレス決済までの流れを調べてみよう。

具体的な手順や方法

  • 貝殻や物々交換から始まり、紙幣、硬貨、キャッシュレス決済までの流れを調べる。
  • 日本のお札や硬貨のデザインの意味、偽造防止技術についても調べると、より深い学びになります。

調べ方のポイント

  • 図書館でお金に関する歴史の本を探す。
  • 造幣局に行ったり、インターネットで調べる。
  • 実際のお札や硬貨を観察してみる。

参考コンテンツ

にちぎん☆キッズ マンガでたのしく学ぼう、お金のイロイロ!(出典:日本銀行)



2. 【比べてみよう】現金とキャッシュレスの違い

家族や親戚にインタビューして、どんな支払い方法を使っているかを調べ、現金との違いをまとめよう。

具体的な手順や方法

  • 家族や親戚に「どんなキャッシュレスを使っている?」「便利だと思う?」「困ったことは?」などをインタビューする。
  • 現金とキャッシュレスのメリット・デメリットを表やグラフにまとめる。

調べ方のポイント

  • アンケートを作成して記録する。
  • 支払いの様子を観察する。
  • 使いやすさや安全性を比較する。

参考コンテンツ

「キャッシュレスって知ってるかな?」(出典:経済産業省ウェブサイト)

※pdfが開きます



3. 【体験してみよう】キャッシュレスでお買い物

キャッシュレス決済でお買い物をし、現金との違いや気づいたことをまとめよう。
特におすすめなのが、QUOカードやQUOカードPayを使ったお買い物体験です。
 QUOカードはコンビニや書店などで使えるプリペイドカードで、小学生でも簡単に使えます。スマートフォンを持っているなら、 QUOカードPayもおすすめ。バーコードを見せるだけでアプリ不要で使え、クレジットカードや個人情報登録も不要なので安心です。

QUOカードPayの使い方

具体的な手順や方法

  • 保護者と一緒に、書店やコンビニなどでQUOカードなどのキャッシュレス決済を使って買い物する。
  • 何を買ったか、いくらだったか、支払いの流れを記録する。
  • 現金での支払いと比べて、どちらが早かったか、便利だったかを考えてみる。

調べ方のポイント

  • レシートを保管して、使った金額を記録
  • 支払いの様子を写真やメモで残す。
  • 家族にも感想を聞いてみる。

参考コンテンツ

使う体験が金融教育につながる・学べる!だからQUOカードは子どもへのプレゼントにおすすめ!

QUOカードが使えるお店

QUOカードPayが使えるお店



4. 【作ってみよう】自分だけのおこづかい帳ノート

おこづかい帳ノートを作って、収入と支出を記録してみよう。
 節約の工夫や、無駄遣いを防ぐアイデアも一緒にまとめると、生活に役立つ研究になります。

具体的な手順や方法

  • ノートを1冊用意し、「もらったお金」「使ったお金」「残ったお金」を記録する欄を作る。
  • おこづかいや買い物を記録する。
  • 欲しいもののために貯金する目標を立てたり、無駄遣いを減らす工夫を考える。
  • 節約できた理由や、使ってよかったことなども感想として書く。

調べ方のポイント

  • 家族におこづかいの使い方を聞いてみる。
  • 自分の買い物を振り返って、必要だったかどうかを考える。
  • 節約のアイデアをインターネットや本で調べて、自分に合った方法を試してみる。

参考コンテンツ

知るぽると こづかい帳(おこづかいきろく)(出典:金融庁)



自由研究のまとめ方と注意ポイント

まとめ方のステップ

1. テーマを決めよう

「キャッシュレスってなに?」「QUOカードで買い物してみた!」など、興味を持てるテーマを考えて、わかりやすいタイトルをつけましょう。

2. 調べたこと・体験したことを記録しよう

写真やレシート、インタビューのメモなどを使って、見たり聞いたりしたことをしっかりまとめていきます。

3. 図やグラフで見やすくしよう

アンケート結果や支払い方法の違いなどは、円グラフや表にすると、見た人にもわかりやすくなります。

4. 自分の感想を書こう

「キャッシュレスは便利だけど、使いすぎに注意したいと思った」など、体験して気づいたことや感じたことを自分の言葉で書いてみましょう。



注意するポイント

  • QUOカードやQUOカードPayを使うときは、必ず保護者と一緒に行いましょう。
  • お金を使う体験は、あらかじめ予算を決めて、何を買うか計画してから行うようにしましょう。
  • 調べた情報には、出典を忘れずに書きましょう。



「お金の使い方」を考えるきっかけに。QUOカードやQUOカードPayでのお買い物体験がおすすめです。

「QUOカード」はコンビニエンスストアや書店など全国の身近なお店の店頭でカード1枚差し出すだけで使えるので、小さいお子さんからご高齢の方まで簡単にそして安全にご利用いただける支払い方法です。登録手続きが必要であったり、年齢制限がある他の支払い方法と違い小学校低学年のお子さんでも簡単に「キャッシュレス体験」ができます。


また、スマートフォンを使い始めたお子さんにはスマートフォン専用で使える「QUOカードPay」がおすすめです。最近ぐっと身近になってきたスマートフォンのQRコード決済ですが、専用のアプリをダウンロードしてクレジットカードや銀行口座情報の登録が必要なサービスが多い中、「QUOカードPay」ならアプリのダウンロード不要、クレジットカードや銀行口座の登録も不要で使えるのでまさに「はじめてのスマホ決済」におすすめ。メールやLINEなどのコミュニケーションアプリで送られたURLをタップして表示させたバーコードをお店で見せるだけと使い方もシンプルなのでお子さんでも簡単に使えます。


クレジットカードや銀行口座の登録がない分オートチャージの機能はありませんが、親御さんから必要な分を都度送ってあげれば使いすぎの心配もありません。QUOカードPay専用アプリの用意もありますので、うまく活用すれば複数のQUOカードPayを合算させて使えるだけでなく利用履歴もアプリで確認できます。QUOカードPayはアプリでもクレジットカードや銀行口座の登録はいりませんので不正利用などの心配もありません。


実はお子さんでも簡単に、そして安全にご利用いただけるQUOカードやQUOカードPayのキャッシュレス決済。今年の夏休みの自由研究に活用してみてはいかがでしょうか。





公開日:2021年7月30日