今年、七五三を迎えるご家庭必見!七五三の意味や由来、準備についておさらいしよう

最終更新日:2023年9月22日

子どもの健やかな成長を願いお祝いする儀式である「七五三」。では、どのような歴史を辿って今の形になっているかはご存知でしょうか。


本記事では、そんな七五三の意味や由来について改めておさらいし、七五三のお祝いの仕方やマナーについても解説します。記事を読み終わるころには、七五三に関する基本情報が頭に入っていることでしょう。
大切な子どもたちをお祝いするためにも、しっかりと覚えておくことをおすすめします。

  • 目次

七五三はいつ、どうして始まったの?

まずは七五三の歴史や由来について見ていきましょう。

医療の発達していない時代には「七歳までは神の子」という言葉が言われていたほど、子どもの死亡率が高く、無事に成長することを祈る儀式が多く行なわれていたといわれています。


七五三のルーツは、平安時代に行なわれた3歳男女の「髪置き」、5歳男子の「袴着」、7歳女子の「帯解き」のお祝いにあります。江戸時代には武家や裕福な商人の間で行なわれるようになり、明治時代には3歳・5歳・7歳に行なう3つのお祝いごとをまとめて「七五三」と呼ぶようになりました。


この明治時代に庶民の間にも広まり、現在の七五三の形へと定着していきました。子どもへの「元気に成長してほしい」という親心が込められている儀式なのです。

年齢ごとの儀式とは?

先ほど、3歳・5歳・7歳の儀式をまとめて「七五三」と呼ぶようになったとお伝えしました。では、年齢ごとにどのような儀式がルーツになっているのでしょうか。

3歳「髪置き」

まずは3歳の髪置きです。 平安時代には、男女ともに生まれて7日目に産毛を剃り、3歳までは坊主頭で育てることが基本とされていました。髪を伸ばし始めるのは3歳の春からだったのです。 この3歳の春に髪を伸ばし始める際に「髪置き」という儀式が行なわれていたといわれています。これが3歳のお祝いのルーツです。


5歳「袴着」

続いては、5歳の袴着です。 平安時代には、男女ともに5歳から7歳になると、初めて袴をつける「袴着」または「着袴(ちゃっこ)」という儀式が行なわれていました。 「袴着」あるいは「着袴」という儀式は、室町時代には11月15日に行なうと定められ、江戸時代以降は男子のみの風習へと変化していきました。現代でも、宮中では「着袴の儀」が行なわれているといわれています。 これが5歳のお祝いのルーツです。

7歳「帯解き」

最後が、7歳の帯解きです。 帯解きの始まりは鎌倉時代。紐をつけて着付けていた子どもの着物を、紐をとって帯として初めて結ぶ儀式が行なわれるようになりました。室町時代にこの儀式が「帯解きの儀」と定められ、男女ともに9歳で行なうように変化しました。 江戸時代末期からは、9歳で行なっていた帯解きを男子が5歳、女子が7歳で行なうようになり、日付も11月15日と定められるようになりました。 これが7歳のお祝いのルーツです。

現代の七五三はいつする?すべてやるべき?

ここでは、七五三はいつするのか、すべての年齢でやるべきなのかについて説明します。

七五三をする時期

七五三の正式な日にちは11月15日です。しかし、地域や家庭によって異なり、10〜11月頃の家族が集まってお祝いできる日を選択する傾向にあります。さらに、人混みを避けたい場合は、平日を選ぶとよいでしょう。

七五三をするのは数え年?満年齢?

昔は数え年で行なっていましたが、現在は満年齢でもよいとされています。そのため、兄弟姉妹がいる場合は一緒に行えるように、片方が数え年、片方が満年齢といった具合に、状況に合わせて決めるとよいでしょう。

七五三は全年齢でやるべき?

七五三でお祝いする年齢は、男の子なら3歳と5歳、女の子だと3歳と7歳です。


<3歳の七五三>

3歳の七五三は、「髪置き」にちなんで男女ともにお祝いをするのが一般的です。以前は、西日本と東日本で3歳の七五三を祝う性別に違いがありましたが、現在は男女ともに七五三を行う風習が広がっています。


<5歳の七五三>

5歳の七五三は、男の子のみお祝いします。これは、江戸時代頃に男の子だけの風習へと変わったことに由来しています。お参りする際の衣装は、「袴着」の儀式名にちなんで羽織袴を着るのが理想ですが、活発な年頃のため、必ず和装を着用しなければならないという決まりはありません。


<7歳の七五三>

7歳の七五三は、「帯解き」にちなんで女の子をお祝いします。しかし、先述したように兄弟姉妹がいる場合やスケジュールなど都合により、現在では男の子が7歳に七五三をするケースも珍しくありません。

七五三の準備に必要なことって?

続いて、現代の七五三ではどのようなことを行なうのか、準備に必要なことを詳しくご紹介します。


七五三のときには、参拝・撮影・食事会それぞれの準備をする必要があります。


参拝する神社にご祈祷を予約したり、撮影スタジオに予約を入れたり、食事会の会場を押さえたりとするべきことはさまざま。前撮りをする場合も当日撮影の場合も、参拝するときの衣装を購入するのかレンタルするのかを決めなくてはいけません。


衣装だけではなく、参拝当日のヘアメイク・着付けもお願いする必要があります。早めに予約して直前で焦らないように注意しましょう。

要注意!七五三のタブー

七五三には、気を付けるべきタブーがあります。以下で確認しておきましょう。

喪中のときの七五三のタブー

故人の死後、四十九日までを忌中といい、神社の鳥居をくぐるのはよくないとされています。しかし、喪中になれば問題ありません。

親の服装についてのタブー

七五三は子どもが主役です。以下では、親の服装についての注意点を見ていきましょう。


<写真撮影をするとき>

家族写真を撮るときは、夫婦でちぐはぐな服装にならないように雰囲気を揃えてください。黒や灰色、茶色など、明るすぎない色のフォーマルな衣装を着用するとよいでしょう。


<お参りだけするとき>

両親がカジュアルな装いだと、七五三の雰囲気が台無しです。お参りのみであっても、周囲に与える印象を考慮し、ワンピースとスーツを用意しましょう。服装だけでなく、靴や髪型などの細かい部分にも気を付けてください。

ご祈祷中のタブー

ご祈祷は神様にお祈りを捧げる儀式のため、許可を得ずに撮影をするのはよくありません。どうしても撮影をしたい場合は、あらかじめ許可を得るようにしましょう。

内祝いのタブー

基本的に、七五三のお祝いにお返しは必要ありません。しかし、身内から高額なお祝いをいただき、申し訳ないと思うこともあるでしょう。その場合は、台紙付きの写真にメッセージを添えて、内祝いとするのがおすすめです。
内祝いをするタイミングは、一般的に1〜2週間以内です。遅くなる場合は、先にお礼を伝えて、後日改めて内祝いを贈ります。宅配を利用する場合は、相手が受け取りやすい時間帯を確認しておきましょう。

内祝いを贈る場合は「QUOカード」がおすすめ

身内や親しい親戚からお祝いをいただいた場合、お返しに何を贈ればいいか迷うこともあるでしょう。内祝いのギフトには年齢・性別問わず喜ばれるQUOカードがおすすめ。オリジナルデザインでも作成できるので、親しい間柄の方向けには、当日のお子さまの晴れ姿をQUOカードにすれば「使い終わった後も記念として残しておける」と贈られた方にも喜ばれることでしょう。

七五三の思い出はハッピーメイドカードがおすすめ

七五三の思い出はハッピーメイドカードに残しておきましょう。ハッピーメイドカードなら思い出に残るだけでなく、贈りものとしても活用できます。

QUOカードのハッピーメイドカードとは?

ハッピーメイドカードとは、写真やイラストから自由に作れるQUOカードです。
Webで簡単に注文して作れるので、手間がかかりません。5枚から作成が可能で、ちょっとしたお返しや記念品として、気軽に作成いただけます。

ハッピーメイドカードの特徴

ハッピーメイドカードには、七五三の楽しい思い出を残すためのさまざまな特徴が備わっています。ここでは、ハッピーメイドカードについて紹介します。


<手持ちの画像が使える>

手持ちの画像やイラストをアップロードするだけで、簡単にオリジナルのカードが作れます。七五三の写真だけでなく、子どもが描いたイラストにも使えるため、当時を振り返る貴重な作品として手元に残すのもおすすめです。


<約70種類のスタンプが使える>

ハッピーメイドカードには、フレームや定型メッセージなど約70種類のスタンプが用意されています。PCはもちろん、スマホで簡単に編集できるので、デザイン制作に自信がない方でも安心です。思い出の写真と組み合わせて世界に一つだけのカードを贈ると喜ばれるでしょう。


<選べるフォントは17種類>

メッセージのフォントは、全17種類から好きなものを選べます。フォントによってカードの雰囲気が変わるので、感謝やお礼の気持ちをしっかり伝えられるでしょう。


<幅広い金額から選べる>

ハッピーメイドカードは、500円・1,000円・2,000円・3,000円・5,000円・1万円の6種類から選べるため、目的と相手に合わせて贈りやすい特徴もあります。いただいたお祝いに合わせた内祝いができます。


<改まった贈りものにも最適>

のし紙に名入れをしたりカードケースをつけたりと、改まったシーンでの贈りものとしても使いやすいのが特徴です。

まとめ

子どもの成長を願いお祝いする七五三。親はもちろんのこと、周りの親族にとっても健やかに成長することは喜ばしいことですよね。由来やマナーを知ることで、より七五三について深く理解することができたのではないでしょうか。


七五三の思い出には、記念写真でQUOカードを作ってみてはいかがでしょうか。お祝いをもらったときには、内祝いとしてQUOカードを渡すと喜んでもらえるでしょう

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公開日:2020月9月8日

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