のし(熨斗)の種類・書き方・知っておくべきマナーについて

最終更新日:2026.01.19

お店で品物を包んでもらう際に、「のしはどうなさいますか?」と聞かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

のしとは贈り物に添える飾りであり、その昔から縁起物として用いられてきました。しかし、現代ではのしの正しい知識が薄まりつつあります。のしには種類があり、贈る目的やシーンによって使用するものが異なるのです。

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そもそも「のし」とは?

贈り物をするときに付ける「のし」ですが、必要なのかどうか、迷った経験があるのではないでしょうか。

のしとはどういったもので、何のために付けるのかを知っておくと、今後贈り物をするときに判断しやすくなります。まずは、のしの意味や必要性を解説します。



のしとは?

のしとは、水引の右上にある六角形の装飾部分のことです。この飾りがのしと呼ばれることから、のしと水引が印刷された紙や袋は「のし紙」「のし袋」と言います。
「のし」と「のし紙」は本来別のものですが、最近は「のし紙」を指して「のし」と言うことが多くなっているので、注意しておきましょう。
ちなみに、のしが印刷されていない水引だけの紙は「かけ紙」と呼ばれます。



のしは生ものには使わない?

のしはもともと生あわびの代用品で、生ものを意味します。そのため、生ものに付けると意味が重複してしまうので、生ものには使いません。布や陶磁器、装飾品など、生もの以外の贈答品にはのしを付ける習慣があります。
また、生ものがタブーとされている仏前へのお供えものにも、のしは使用されません。



のしの必要性

のしは慶事の贈り物に使用されますが、必ずしもすべてに付けなければならないわけではありません。
ただし、フォーマルな場や目上の方へお渡しする場合は、のしを付けて贈るとより丁寧な印象を与えられるでしょう。
また、のしには贈る相手に送り主の目的がわかりやすいというメリットもあるため、相手やシーンによって使い分けるのがおすすめです。



短冊タイプののしとは?

短冊のしは、のし紙を短冊状に細長くしたもので、のし紙がかけられない小さな品物やエコの観点から使われることが増えてきました。
慶弔をはっきりさせたくない場合やお見舞いなどのどちらにも属さない場合は、のしの代わりに短冊のしを使うこともあります。
マナー違反にはならないものの、地域や贈る相手によっては失礼と考える人もいるため、使用する際は注意しましょう。



日本文化の象徴となるラッピング「のし」

古来ののしは、アワビを干して伸ばしたものを飾っていました。これを「熨斗(のし)鮑(あわび)」と呼び、縁起の良い食べ物として贈り物に添えられていたことがはじまりとされています。

①のし
黄色い紙を四角い紙で包んだ飾りです。この中の黄色い紙が「熨斗鮑」を表しています。

②表書き
どのような目的の贈り物なのかを記入します。文字がのしや水引と被らないように注意しましょう。

③水引
水引には、「未開封である」という意味や魔除けの意味が込められています。結び方や色の違いで意味が異なるため、シーンによって使い分けが必要です。このあと詳しく解説します。

④名入れ
贈り主の名前を記載します。表書きと同様に、文字がのしや水引に被らないように注意しましょう。



のし紙・のし袋の違い

のしと水引が付いている・印刷している紙のことを「のし紙」、また、封筒上のものを「のし袋」といいます。のし紙は贈答品を包む際に、のし袋はお金や商品券などを入れるために使います。

QUOカードなどのギフト券を贈る際には、専用ののし紙やのし袋が用意されているケースもありますので、中身に合ったものを選んで使用することが大切です。



内のしと外のしの違い

のし紙のかけ方には内のしと外のしがありますが、実は、厳密な使い分けのルールはありません。以下では、一般的な使い分け方を解説します。



内のしとは?

内のしとは、贈答品に直接のし紙をかけてから包装紙で包む方法です。宅配便で贈る場合は、汚損を避けるために、包装紙が外側に来る「内のし」が選ばれる傾向にあります。
表書きや名前が一見してわからない内のしは、控えめな印象があるため、内祝いに適していると言えるでしょう。



外のしとは?

外のしでは、包装した贈答品の上にのし紙をかけます。外側にのしが来るため、贈り主と贈った目的が一目でわかることから、ビジネスシーンなどに適切な方法です。
また、結婚祝いや出産祝いなどを贈るときには、外のしを選択するとよいでしょう。贈る目的がわかりやすいため、引っ越しのあいさつなどにも適しています。



御礼ののし紙は、どんな時に使う?  

「のし紙」は、贈り物に込めた感謝や敬意の気持ちを形式的に表す日本独自の文化です。
特に、御礼の品を贈る際には、相手に対する丁寧な配慮や誠意を伝えるためにのし紙を用いることが一般的です。
もともとのしは、神事で用いられていた「のしあわび」を起源とし、縁起物として贈り物に添えられてきました。
現代では、のし飾りや水引を印刷した「のし紙」が主流となり、結婚祝いや出産祝いのお返し、引っ越しの挨拶など、あらたまった時に使用されます。
水引の結び方にも意味があり、蝶結びは「繰り返してもよいこと」に、結び切りは「一度きりであってほしいこと」に用います。

また、のしは本来生ものを象徴するため、生鮮品には不要とされてきましたが、近年は慣習としてのし紙を添える例も少なくありません。
一方で、弔事ではのしを省いた掛け紙を使うのがマナーとされており、用途に応じた正しい使い分けが求められます。



のし紙と掛け紙、どちらを使うべきか迷ったときは?

贈り物にのし紙をつけるべきか、それとも掛け紙だけでよいのか迷うことは多いものです。
形式を重んじる場ではのし紙が適していますが、贈る相手や場面によっては、あえてのしを省いた方が自然な印象を与えることもあります。
大切なのは、贈り物の目的や相手との関係性に応じて適切に選ぶことです。

ここでは、のしを使用するケースと掛け紙を使用するケースを紹介します。



のしを使用するケース

のし紙は、贈り物の内容や目的を明確に伝えたい場面に適しています。
結婚や出産、入学・卒業などの人生の節目、またはお中元・お歳暮など、社会的な慣習に基づいた贈答では、のし紙を使用することで贈る側の礼儀や誠意が伝わります。
表書きによって「何のお祝いか」「どんなお礼か」を明示する意味合いもあり、改まった印象を与えることも可能です。
たとえ親しい関係であっても、節目の贈り物であればのし紙を用いるのが一般的です。
特に職場や取引先など、フォーマルな関係性ではのし紙を選ぶことで、丁寧な贈答マナーを守ることができます。



掛け紙を使用するケース

一方、掛け紙はよりカジュアルな印象があり、堅苦しくない贈り物に向いています。
友人や親族など近しい相手にちょっとしたお礼や季節の挨拶をする場合、のしを省いた無地の掛け紙で包むことで、気軽で柔らかな雰囲気を演出できます。
また、特別な意図を強調せずに感謝を伝えたいときや、あまり仰々しくしたくない場面では、掛け紙のみの簡素な包み方が適しているでしょう。
形式よりも心のこもった贈り物であることを重視したいときは、表書きなしの掛け紙でさりげなく気持ちを届けるのも良い選択です。
相手に気を遣わせたくない場合にも適しています。



知っておきたいのしのマナー

贈り物をするときには、相手に喜んでもらえるよう、好みや家族構成を考えて品物を選びますが、日頃の感謝やお祝いの気持ちを伝えるためには、のしのマナーを知っておくことも重要です。相手に心から喜んでもらえるよう、マナーを再度確認しておきましょう。



1つの品物につき、のしは1つだけ

のしにはそれぞれ意味があり、複数の意味を込めることはできません。また、複数ののしを1つの品物に付けることは失礼にあたるため、避けてください。
もし2つの意味を込めて贈り物をしたい場合は、どちらかをのしにして、もう一方をメッセージカードで伝えるとよいでしょう。
近い時期にお祝いが続いた場合は、直近の事柄を優先してのしを選ぶのが一般的ですが、相手との関係や状況によっては、どちらを優先しても問題ありません。



水引の本数について

水引とは、のし紙や祝儀袋などに付けられる飾りのひものことです。水引の本数や色、結び方は、贈る相手や慶弔によって異なります。



<慶事の場合>

慶事の贈り物には、割り切れない奇数である3・5・7本の水引を使うのが一般的ですが、なかでも5本が最も多く使われます。
7本は丁寧で高価な贈り物に使われることから、包む金額や状況に応じて決めるとよいでしょう。9本は「苦」に通じることから縁起が悪いとされ、あまり使われません。

<弔事の場合>

弔事の場合、水引は5本または7本です。地域によっては、割り切れる偶数である2・4・6本を使用します。また、のしはお祝いごとの贈り物に付けるため、弔事には使用しません。



喪中の場合、お中元やお歳暮はどうする?

お歳暮やお中元は、お世話になった方への感謝の気持ちを込めて贈るものです。そのため、自分や贈る相手が喪中であっても、お歳暮やお中元を贈ること自体に問題はありません。
ただし、おめでたいことを表すのしや水引を付けた贈答品を贈るのは失礼にあたります。
この場合は、白無地の奉書紙か短冊に表書きと名前を入れるのが望ましいでしょう。



のしのルール

現代のギフトは、贈り物にのし紙をかけることが一般的になっています。
先ほどご紹介したように、のし紙には「表書き」や「水引」のルールに注意することが基本です。それぞれ贈る物やシーンによって書き方や水引の結び方が異なります。こちらでは、のしの書き方・種類についてご紹介します。



表書きの書き方

のし紙には、水引の上段中央に表書きをします。毛筆を使い、黒の墨汁で書くことが正式とされていますが、現代では筆ペンやサインペンで書かれることが多くなりました。ただし、ボールペンでの記入はマナー違反になるため控えましょう。また、目上の方や重要な贈り物の場合は、毛筆や筆ペンで書くことが望まれます。

表書きの例【贈る側】

結婚祝い 寿/御結婚御祝/御歓び/御祝
出産祝い 御安産御祝/御出産御祝/祝出産/御祝
宮参り 御宮参御祝/御祝
初節句 御初節句御祝/祝初節句/御祝
七五三 七五三御祝/御祝
入学・卒業・就職祝い 御入園御祝/御入学御祝/御進学御祝/御卒業御祝/御就職御祝/御祝
成人式 御成人御祝/祝御成人/御祝
長寿祝い 寿福/御祝 ※年齢別
61歳…祝還暦/70歳…祝古稀/77歳…祝喜寿/80歳…祝傘寿/88歳…祝米寿/90歳…祝卒寿/99歳…祝白寿/100歳…祝百寿
病気見舞い 御見舞
新築祝い 新築御祝/御祝
葬儀 御霊前

表書きの例【お返しする側】

結婚祝い 結婚内祝・寿(引出物の場合)
出産祝い・宮参り・初節供 内祝 (※名入れはお子さまのお名前を記入しましょう)
長寿祝い 内祝/百寿
病気見舞い 快気祝/全快祝/内祝
新築祝い 内祝
葬儀



名入れの書き方

名入れを書く際は、表書きよりも少し小さく書くことを覚えておきましょう。

贈り主が一人とは限りません。贈り主が複数いる場合、年齢や職位が上の方をはじめに、右から順番に書いていきます。ご夫婦など男女連名の際は、右側が男性・左側が女性となっているので、注意してください。順位を付ける必要がない時は、右から五十音順に書きましょう。
また、連名で名前を記載するのは3名までという決まりがあります。4名以上になる場合は、代表者の名前を書き、左側に「○○一同」と記載しましょう。



のし紙を使うときの注意点 

のし紙は贈り物の形式を整えるための大切な要素ですが、使用する際には細かな配慮が求められます。
特に、手渡しの場面や贈る時期、お品選びなどにはマナーがあります。
正しい使い方を意識することで、贈る側の真心がしっかりと伝わり、相手にも好印象を持ってもらえることでしょう。
ここでは、のし紙を使うときの注意点を解説します。



手渡しするときは紙袋から出す

贈り物を直接手渡す場合は、紙袋に入れたまま渡すのではなく、袋から出して両手で丁寧に差し出すのがマナーです。
紙袋はあくまで移動時の保護用であり、贈呈時には使いません。
また、金封やのし付きの金品を渡す際には、袱紗(ふくさ)に包んで持参し、渡す瞬間に袱紗を広げた上に金封をのせて差し出すのが正式な作法です。
そうした所作一つひとつが、贈る側の礼儀正しさと丁寧さを示す大切なポイントとなります。
場面に応じて、細やかな配慮を心がけましょう。



渡す時期をしっかりと検討する

贈り物は、ただ気持ちを込めて渡せば良いというものではありません。
相手の状況や心境に配慮したタイミングで贈ることが、思いやりある対応といえます。
例えば、相手が喪中であったり、病気療養中である場合には、贈る内容だけでなく時期やのしの表記にも注意が必要です。
忌中が明けてから渡す、表書きを「御礼」や「御見舞」など配慮ある表現に変える、水引を省くといった対応が求められます。
マナーを守ることで、相手に余計な気遣いをさせず、真心だけを伝えることができます。



避けたほうが良い贈り物はある?

贈り物を選ぶ際には、相手との関係性や贈るシーンにふさわしくないとされる品物を避けることが重要です。
目上の方に対しては「踏みつける」印象を与える靴やスリッパ、ベルト、「勤勉」を連想させる時計や文房具などは、控えたほうが良いとされています。
結婚祝いでは偶数、特に「4」や「9」が縁起が悪いとされ、ペアでない偶数の品物は避けるのが一般的です。
出産祝いには、アルコールやカフェイン、糖分の多いお菓子などは母体や赤ちゃんに配慮して避けるのが賢明です。
また、新築祝いや開店祝いでは、火を連想させるお香やキャンドルは「火事」を連想させるため避けるべき品とされています。
ほかにも、ハンカチは「手切れ」を意味し、刃物は「縁を切る」とされるため、いずれも慶事には適していません。
贈る相手の立場や心情に配慮した選び方をすることが、思いやりある贈答の第一歩です。



水引にはどんな種類がある?

水引とは、贈り物の包み紙を結ぶ紐をいいます。水引は贈る目的によって結び方が異なるため、シーンに合った結び方を選びましょう。
食材などの生物や仏前のお供え物には、のしが付いていないものを用いることがマナーです。



結びの種類

<蝶結び(花結び)>

蝶結びは、水引の結び方で多く使われる結び方です。蝶のように見える結び方から蝶結びと呼ばれ、別名で花結びとも呼ばれます。
引っ張るだけで簡単に結び直せるので「何回でも結び直せる」という特長から、入学祝いや合格祝いなど、お祝いごとに適した結び方です。
ただし、弔事やお見舞いの場合、蝶結びは「不幸を繰り返す」といった意味になってしまうため不適切になります。そのため蝶結びは、お祝いごとの時に選ぶようにしましょう。

<あわじ結び>

あわじ結びは、結びの両端が輪になるように結んだ水引で、結んだ輪の部分が貝の「あわび」に似ていることからその名が付いています。
両端を引っ張るとさらに固く結ばれ、「固く結ばれるように」といった意味が込められており、結婚式などの一度しか行われないお祝いごとの際に使われる結び方です。

<結び切り(真結び)>

結び切りは、結び目の先が上になるように結んだ状態の水引で、「真結び」とも言われます。
簡単に結びが解けないように中心で固く結ぶ方法で 「一度きり」「二度と繰り返さない」などの意味があります。
慶事では「一度きりが望ましいお祝いごと」すなわち婚礼関係に用いられるほか、お見舞いや弔事などで使われる結び方です。

<梅結び>

梅結びは、あわじ結びの形を変えた結び方です。
結び目が梅の花の形に見えることからその名が付いており 「長寿」「固い絆」「運命向上」などの意味を持ちます。
また、梅は「松竹梅」の縁起物であるため、梅結びは多くのお祝いごとで使われます。



水引の色の使い分け

<慶事>

慶事は、出産や結婚などのお祝いごとです。水引には赤白・金銀・赤金などの組み合わせがあります。

<弔事>

弔事は、葬儀や通夜などのお悔やみごとです。水引には黒・白・双銀などの組み合わせがあります。



本数による使い分け

同じお祝いに使えるものでも、水引の本数が異なるものがあり、3本は5本を簡素化したもの、7本は5本を丁寧にしたものです。
例として、出産などのお祝いごとの際に使われる慶事の本数は7本の場合が多く、お見舞いや香典返しなどの弔事には5本の水引が使われます。また、慶事の中でも特におめでたいとされる結婚にまつわるものは、10本のものが使われる場合がほとんどです。

紐の本数が10本なのは、“2人でひとつ”という意味合いが込められています。

1人を5本の紐とし、その5本の紐を2つ合わせた10本が夫婦と見立てられており、“固く結ばれて離れない”という願いも込められたものです。また、そのお祝いのお返しや引き出物、祝賀品にも使われます。



QUOカードオンラインストアでご用意している水引の種類

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蝶結び

蝶結びになった結び方で、結び目を何度も簡単に直せることから、“このお祝い事を何度も繰り返したい”という思いが込められています。お中元やお歳暮から子どもの成長を祝う行事、出産、長寿までさまざまなお祝いごとに使用されます。
しかし、お見舞や快気祝い、結婚祝いなど“何度も繰り返して良いお祝い事”ではないものには、紅白蝶結びの祝のしは控えましょう。



結び切 5本(のしなし) 

病気や怪我、災害などのお見舞いはのし(のし飾り)なしの掛け紙を使うのが一般的です。
贈り物につける掛け紙全般を「のし」と呼ぶ人が多く混同しがちですが、お見舞いの場合は注意しましょう。お見舞いでもお相手の病気や怪我が重篤な場合には、白無地の掛け紙を使うこともあります。



結び切 5本

固く結ぶという意味の「結び切る」という言葉が語源となっている水引です。
蝶結びとは反対に、結び直しにくいことから、“一度きりであってほしいお祝い事”に適しています。
のし(のし飾り)のついた紅白結び切5本は、「快気内祝(快気祝)」「全快内祝(全快祝)」などの病気に関する内祝いに主に使用します。



結び切 10本

紐の本数が10本なのは、“2人でひとつ”という意味合いが込められています。1人を5本の紐とし、その5本の紐を2つ合わせた10本が夫婦と見立てられているためです。
この祝いのしは、婚礼関係の祝い事に使用されます。
また、そのお祝いのお返しや引き出物、祝賀品にも使われます。5本・7本の結び切のものと同じ意味を持ちますが、婚礼関係の際に渡す際には、“固く結ばれて離れない”という願いも込められています。



仏のし― 黒白結び切

黒と白の紐が使用されたものが一般的です。お悔やみの際に使用されます。
“二度と繰り返したくない”という意味を込めて結び切のものを選びましょう。祝い事の贈り物に使われるのしは、付けてはいけません。



仏のし― 黄白結び切

黄白の水引は、主に関西地方で1〜5万円を包む時に使われます。京都が首都だったころの、公家社会の習慣の名残とされている水引です。黄白の水引は、主に葬儀時や法要時に使われます。

香典返しの掛け紙(のし紙)のマナーやふさわしい品物について

のし紙のマナーについては、地域によっては風習が異なることもあるため、確認しておくと安心でしょう。



「無地のし」について

「無地のし」とは贈り主の名前だけを書く、あるいは表書きと名前どちらも書かずに空白にした簡素なのしのことをいいます。
一般的にはちょっとしたお礼やご挨拶などの日常的な贈り物や、訪問先への手土産として持って行く時などに使います。
お祝いやお見舞いなどをいただいた際のお返しである「内祝い」に使われることもあります。
あまり堅苦しくなく、相手に気を遣わせないように「お返しは不要ですよ。」という意味を込めて無地のしが使われることもあります。



まとめ

古くから用いられてきたのしは、日本の伝統的なラッピングです。のしには表書きや水引の種類によって、それぞれの思いが込められています。
のしを利用する機会は意外にも多く、ひとつのマナーとして知っておけば必ず役に立つでしょう。
のしの正しいルールを知り、贈り物上手になりませんか?
様々なギフトシーンにぴったりなQUOカードなら、専用ののし紙のご用意もあるのでお相手や用途に合わせてお贈りいただけます。



公開日:2019月4月23日