これが今どき!結婚内祝い(結婚祝いのお返し)の贈り方と選び方

結婚内祝いは、礼節を重視する日本ならではの伝統的な風習です。
世界情勢や感染症のパンデミック、社会通念、経済など、さまざまな要因で変容しやすい現代においても、この風習は変わりません。
ですが、結婚内祝いが意味するところは変化しているようです。
そこで今回は、現代の結婚内祝いの贈り方や選び方についてご案内いたします。

  • 目次

結婚内祝いの基本とマナー

まずは、結婚内祝いの基本とマナーを押さえましょう。

結婚内祝いと引き出物は別物

結婚祝いのお返しは、「結婚内祝い」または「引き出物」のどちらか一方です。
結婚内祝いは、お祝いを届けてくださったものの、披露宴を欠席した方に贈ります。
対して引き出物は、披露宴に出席した方へのお土産です。

結婚内祝いの贈り方

贈り方のマナーをみていきましょう。

<内祝いを贈る時期>

結婚内祝いは、結婚の報告を兼ね、式のあと2週間〜1か月以内を目安に贈ります。
式を行わず入籍だけの場合は、お祝いをいただいてから1か月以内にお返ししましょう。

<のし紙をかける>

結婚内祝いには、内のしをかけるのがマナーです。
表書きの上部に「寿」または「内祝」、下部に夫婦の新姓を記します。
水引は、紅白で10本の結びきりです。

<内祝いの金額>

結婚祝いのお返しは、一般的にいただいたお祝いの1/3〜半額に相当するものを選びます。
金額の見合わないものは相手に違和感を与えかねないため、品物選びは慎重に行いましょう。

<内祝いにふさわしくない品物>

刃物やハンカチ、靴下は結婚祝いのお返しにふさわしくありません。
相手が希望した場合を除き、選ばないほうが無難です。

現代の結婚内祝いの「贈り方」

結婚内祝いはフォーマルな贈りものなので、手渡しがマナーです。
しかし最近は、宅配を利用する方も増えています。

結婚祝いのお返しは「宅配」だと失礼?

マナーを守れば、宅配を利用しても問題ありません。
オンラインサービスが普及したこともあり、贈られた側も不信感を抱くことは少ないでしょう。
宅配は、相手に負担をかけずに済む贈り方の一つです。
相手が遠方に住んでいる、式は挙げないがお祝いをいただいた、外部と接触する機会を控えたいなどの場合は、パートナーと相談して決めましょう。

宅配を利用するときのポイント

結婚祝いのお返しで宅配を利用するときのポイントは4つあります。

<在宅日時を確認する>

お返しを発送する前に相手に連絡をして、内祝いを宅配したい旨と在宅日時を確認しましょう。
事前に一報を入れておけば、スムーズかつ確実に受け取ってもらえます。

<追跡サービスを利用する>

追跡サービスがあれば利用して、お返しが相手の手元に届いたかを確認しましょう。
荷物の紛失を避け、トラブルを生みません。

<送り状はわかりやすく書く>

送り状の差出人は、新郎新婦の連名にするのが一般的です。
オンラインシステムの都合で連名にできないときは、受取人が気付きやすい差出名にしましょう。
また、品名が「内祝い」だと中身がわからないので、具体的な品目がわかるようにアイテム名を書くのがおすすめです。

<お礼状を添える>

結婚祝いのお返しには、必ずお礼状やメッセージカードを一緒に添えましょう。
お祝いへの感謝や宅配を選んだ理由などを書くと、相手を思う気持ちが伝わります。

現代の結婚内祝いの「選び方」

現代で好まれやすい結婚祝いのお返しについて、こちらで解説します。

結婚内祝いの意味は変化した

そもそも結婚内祝いは、結婚の報告と挨拶を兼ねて、周囲に縁起物を配るのがならわしでした。
今のように「感謝を込めたお返し」という認識ではなく、喜びを分かち合うことを重視していたのです。

結婚内祝いを選ぶときのポイント

当時配られていた内祝いは、赤飯や紅白まんじゅう、かつお節、昆布などが定番でした。
ですが、ライフスタイルの変化とともに、結婚祝いのお返しは「相手が喜ぶもの」へと様変わりしています。

<見た目の華やかなもの>

見た目の華やかなものは、お祝い事を連想しやすく、気分を上げてくれます。
色使いやデザインにこだわれば、夫婦のことを印象付けることができるでしょう。

<高級感のあるもの>

高級感のある日用品や食品を選び、非日常感をプレゼントするのもおすすめです。
機能性や見た目のこだわりを追求したお返しなら、2人への印象も変わることでしょう。
目上の方への贈りものとしても申し分ありません。

<ワクワクするようなラッピング>

ラッピングは贈りものへの期待感を増幅させます。
お返し選びで迷ったときは、ラッピングで選んでもよいかもしれません。
可能であれば、2人の個性を演出するようなものを選ぶのがおすすめです。

<日常的に使いやすいもの>

「相手が喜ぶもの」はさまざまですが、消耗品はなら誰にでも贈りやすいのではないでしょうか。
タオルや調味料なら日常的に使いやすく、たくさんもらっても困りません。
選択肢も多いので、相手の好みに配慮しながら選べます。

相手の好みがわからないときはQUOカードを贈りませんか?

実用的で、好きなときに使えるQUOカードも「もらってうれしい」と感じる人が多い内祝いギフトです。目安はいただいた金額の半額、高額な場合は1/3程度なので、お祝いが1万円の場合は5000円、お祝いが3万円の場合は1万円から1万5000円分のQUOカードをギフトとして贈ると良いでしょう。

ただし、高齢の方や目上の方の中には、金額のわかる金券は失礼にあたると考える人もいるので、親しい友人に限った方が無難です。


QUOカードはプラスでのし掛けサービスを行なっていたり、オリジナルのカードを作れたりします。「ありがとう」の文字を入れたQUOカードなども作ることが可能です。

これらのサービスを活用して、感謝の気持ちがより伝わるギフトを贈りましょう。
受け取ったときからすぐに使え、自由に好きなものが購入できるので、きっと喜ばれることでしょう。

公開日:2019月9月18日

結婚内祝い・二次会のギフトにQUOカードがおすすめです

例えばこんな使い方ができます。

結婚式や二次会のプチギフトにもQUOカードがおすすめです。 出席された方への感謝のしるしとして。

関連コラム記事

気軽にお買い求めいただけるギフトカードです

常時100種類以上のデザインからお好きなQUOカードを購入いただけます。 オリジナルデザインのQUOカードはオンラインストアで受け付けております。

QUOカードは最寄りの窓口販売店やコンビニエンスストアでお気軽にお買い求めいただけます。