これが今どき!結婚内祝い(結婚祝いのお返し)の贈り方と選び方
最終更新日:2022年7月22日
結婚内祝いは、礼節を重視する日本ならではの伝統的な風習です。
世界情勢や感染症のパンデミック、社会通念、経済など、さまざまな要因で変容しやすい現代においても、この風習は変わりません。
ですが、結婚内祝いが意味するところは変化しているようです。
そこで今回は、現代の結婚内祝いの贈り方や選び方についてご案内いたします。
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目次
まずは、結婚内祝いの基本とマナーを押さえましょう。
結婚内祝いと引き出物は別物
結婚祝いのお返しは、「結婚内祝い」または「引き出物」のどちらか一方です。
結婚内祝いは、お祝いを届けてくださったものの、披露宴を欠席した方に贈ります。
対して引き出物は、披露宴に出席した方へのお土産です。
結婚内祝いの贈り方
贈り方のマナーをみていきましょう。
<内祝いを贈る時期>
結婚内祝いは、結婚の報告を兼ね、式のあと2週間〜1か月以内を目安に贈ります。
式を行わず入籍だけの場合は、お祝いをいただいてから1か月以内にお返ししましょう。
<のし紙をかける>
結婚内祝いには、内のしをかけるのがマナーです。
表書きの上部に「寿」または「内祝」、下部に夫婦の新姓を記します。
水引は、紅白で10本の結びきりです。
<内祝いの金額>
結婚祝いのお返しは、一般的にいただいたお祝いの1/3〜半額に相当するものを選びます。
金額の見合わないものは相手に違和感を与えかねないため、品物選びは慎重に行いましょう。
<内祝いにふさわしくない品物>
刃物やハンカチ、靴下は結婚祝いのお返しにふさわしくありません。
相手が希望した場合を除き、選ばないほうが無難です。
結婚内祝いはフォーマルな贈りものなので、手渡しがマナーです。
しかし最近は、宅配を利用する方も増えています。
結婚祝いのお返しは「宅配」だと失礼?
マナーを守れば、宅配を利用しても問題ありません。
オンラインサービスが普及したこともあり、贈られた側も不信感を抱くことは少ないでしょう。
宅配は、相手に負担をかけずに済む贈り方の一つです。
相手が遠方に住んでいる、式は挙げないがお祝いをいただいた、外部と接触する機会を控えたいなどの場合は、パートナーと相談して決めましょう。
宅配を利用するときのポイント
結婚祝いのお返しで宅配を利用するときのポイントは4つあります。
<在宅日時を確認する>
お返しを発送する前に相手に連絡をして、内祝いを宅配したい旨と在宅日時を確認しましょう。
事前に一報を入れておけば、スムーズかつ確実に受け取ってもらえます。
<追跡サービスを利用する>
追跡サービスがあれば利用して、お返しが相手の手元に届いたかを確認しましょう。
荷物の紛失を避け、トラブルを生みません。
<送り状はわかりやすく書く>
送り状の差出人は、新郎新婦の連名にするのが一般的です。
オンラインシステムの都合で連名にできないときは、受取人が気付きやすい差出名にしましょう。
また、品名が「内祝い」だと中身がわからないので、具体的な品目がわかるようにアイテム名を書くのがおすすめです。
<お礼状を添える>
結婚祝いのお返しには、必ずお礼状やメッセージカードを一緒に添えましょう。
お祝いへの感謝や宅配を選んだ理由などを書くと、相手を思う気持ちが伝わります。
現代で好まれやすい結婚祝いのお返しについて、こちらで解説します。
結婚内祝いの意味は変化した
そもそも結婚内祝いは、結婚の報告と挨拶を兼ねて、周囲に縁起物を配るのがならわしでした。
今のように「感謝を込めたお返し」という認識ではなく、喜びを分かち合うことを重視していたのです。
結婚内祝いを選ぶときのポイント
当時配られていた内祝いは、赤飯や紅白まんじゅう、かつお節、昆布などが定番でした。
ですが、ライフスタイルの変化とともに、結婚祝いのお返しは「相手が喜ぶもの」へと様変わりしています。
<見た目の華やかなもの>
見た目の華やかなものは、お祝い事を連想しやすく、気分を上げてくれます。
色使いやデザインにこだわれば、夫婦のことを印象付けることができるでしょう。
<高級感のあるもの>
高級感のある日用品や食品を選び、非日常感をプレゼントするのもおすすめです。
機能性や見た目のこだわりを追求したお返しなら、2人への印象も変わることでしょう。
目上の方への贈りものとしても申し分ありません。
<ワクワクするようなラッピング>
ラッピングは贈りものへの期待感を増幅させます。
お返し選びで迷ったときは、ラッピングで選んでもよいかもしれません。
可能であれば、2人の個性を演出するようなものを選ぶのがおすすめです。
<日常的に使いやすいもの>
「相手が喜ぶもの」はさまざまですが、消耗品はなら誰にでも贈りやすいのではないでしょうか。
タオルや調味料なら日常的に使いやすく、たくさんもらっても困りません。
選択肢も多いので、相手の好みに配慮しながら選べます。
実用的で、好きなときに使えるQUOカードも「もらってうれしい」と感じる人が多い内祝いギフトです。目安はいただいた金額の半額、高額な場合は1/3程度なので、お祝いが1万円の場合は5000円、お祝いが3万円の場合は1万円から1万5000円分のQUOカードをギフトとして贈ると良いでしょう。
ただし、高齢の方や目上の方の中には、金額のわかる金券は失礼にあたると考える人もいるので、親しい友人に限った方が無難です。
QUOカードはプラスでのし掛けサービスを行なっていたり、オリジナルのカードを作れたりします。「ありがとう」の文字を入れたQUOカードなども作ることが可能です。
これらのサービスを活用して、感謝の気持ちがより伝わるギフトを贈りましょう。
受け取ったときからすぐに使え、自由に好きなものが購入できるので、きっと喜ばれることでしょう。
公開日:2019月9月18日
結婚内祝い・二次会のギフトにQUOカードがおすすめです
例えばこんな使い方ができます。
結婚式や二次会のプチギフトにもQUOカードがおすすめです。 出席された方への感謝のしるしとして。
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