運動会にぴったりな景品は?記念品選び、準備のポイントとは?
最終更新日:2024年10月02日
運動会シーズンの到来に伴い、幼稚園・保育園や学校行事の一大イベント「運動会」が毎週末のように開催されるこの季節。
しかし参加するのは楽しいですが、運営側は会場手配から備品や景品の準備など、開催までにしなければならないことがたくさんあるのが事実です。
今回は、数ある準備の中でも意外と面倒な景品選びのコツや相場をご紹介します。
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目次
運動会の準備期間にするべきこと
運動会を実施する際には、さまざまな種類の備品を用意する必要があります。どのような備品を用意するかは、種目と参加人数、予算によって変動します。
企画を立てて場所を押さえ、当日のプログラムを決めたら備品の手配をはじめましょう。
参加者や人数が決定したら、景品を決めよう!
運動会は、チーム分けをして競技を行い、最後に表彰をするのが基本的な流れです。
一般的に、優勝チームには表彰の際に景品を渡します。何人を何チームに分けるのかを事前に決めなくては、用意する景品の数も決まりません。まずは参加人数の決定とチーム分けをし、その後景品について考えましょう。
参加賞は用意するのか、景品を贈るのは優勝チームだけなのかなど、詳しい景品贈呈の決まりは予算との兼ね合いで決めることをおすすめします。
【参加者別】景品におすすめの商品とは
運動会の最後に行う表彰の際や競技に参加してくれた人に渡す景品は、参加者や場面によって変える必要があります。
ここからは、運動会に参加する人別におすすめの景品と予算感をご紹介します。
PTA(保護者)競技
保育園や幼稚園、小学校などの運動会では、保護者に参加してもらうPTA(保護者)競技の参加者を募るのが大変なものです。参加した保護者に喜ばれる景品を選びましょう。
日用品
キッチンで使えるものやバス用品、タオルなどは消えものなので、もらっても困りません。「残るものよりも消費できるものの方が楽」という声が多く、消えものの景品は喜ばれます。
また、日用品であれば「景品選びに失敗したらどうしよう」というプレッシャーも感じにくいので、選ぶ側の負担も減らせます。
PTA(保護者)競技にはそれほど予算をかけられないのが事実です。参加人数により変動しますが、1人あたり100〜300円程度で考えておくのがいいでしょう。
町内会など地域で開催される運動会
町内会などの地域で開催される運動会には、子どもから大人まで幅広い世代が参加します。そんな地域の運動会には、子ども用と大人用に分けて景品を用意するのがおすすめです。
お菓子の詰め合わせ
分けやすく無難な景品なのが「お菓子の詰め合わせ」です。
学校や地域の運動会には子どもが多く参加するので、派手で景品感があるお菓子が喜ばれます。おすすめは、見た目にインパクトがありつつコストパフォーマンスの良いお菓子です。
景品選びのポイントは、参加者の中の大人・子どもの人数比を確認することです。子どもが多いのであれば、駄菓子の詰め合わせも喜ばれます。
おもちゃ
子どもが多く参加する運動会では、おもちゃの景品もとても喜ばれます。
ただし、おもちゃは好みがあり、人数や参加者の詳細が確定するまで準備がしにくいという難点があります。
おもちゃの景品として、シャボン玉セットやぬり絵などはどんな子でも気に入ってくれる可能性が高いので、景品に適しているといえるでしょう。
日用品
子どもだけではなく大人も参加する地域の運動会には、大人向けの景品もしっかり用意しておくのがおすすめです。
日用品は誰でも消費できるうえにコストパフォーマンスが高いので、景品に適しています。参加賞には箱ティッシュ、順位がついた人向けには少し予算をアップして洗濯洗剤や食器洗剤などを用意しておくのがおすすめです。
保存がきく食品
大人向けの景品としてもう1つ喜ばれるのが、ラーメンやのり、缶詰などの保存がきく食品です。実用的なので喜ばれやすく、運営側が用意しやすいところもポイントです。
また、お弁当や飲み物の用意がない運動会では、ペットボトルのソフトドリンクも景品として使えます。大量に仕入れると参加賞の景品にも使えるのでおすすめです。
参加する人数によって、どの店舗・業者を利用するかを選びましょう。大人数であれば業者でまとめ買いをした方がお得に済みます。
社内運動会
社員間の親睦を深めたり、士気や団結力を高めたりする目的で社内行事として運動会を開催する会社が増えてきています。
参加する社員たちのモチベーションを上げるためには、参加賞以外にもMVP賞などを用意しておくのがおすすめです。そして、運動会を盛り上げるうえで、優勝チームに豪華な景品を準備しておくことは欠かせません。優勝景品には1万円程度の予算をかけても良いかもしれません。
ここからは社内運動会におすすめの景品をご紹介します。
お菓子の詰め合わせ
自分ではなかなか購入しないようなちょっとおしゃれなお菓子の詰め合わせは、大人が受け取っても嬉しいものです。チームのメンバーで分けやすいような詰め合わせを選ぶとい良いでしょう。
家族連れOKの社内運動会を開催する場合は、社員のお子さん用の子ども向けのお菓子も用意しておくと喜ばれます。
日用品
大人ばかりの社内運動会では、日用品の景品も喜ばれます。
順位が高いチームには、質のいいタオルや入浴剤などのバスアイテム、女性であればハンドクリームなどを用意しておくのがおすすめです。
食品・お酒
産地直送のグルメやお酒は、MVPや優勝チームなど活躍した人におすすめの景品です。高価なので多くは用意できませんが、予算の範囲内で調整して目玉商品を準備しておくと良いでしょう。
金券・ギフト券
社内の運動会であれば、使い道を自分で決められる金券・ギフト券なども景品におすすめです。
QUOカードであればオリジナルの文字入れもできるので、社名や「優勝」「準優勝」などの文字を入れると特別感が出るでしょう。
社内運動会の景品選びでは税務上の処理方法も注意しましょう
社内行事のために行われる運動会の費用は「福利厚生費」として計上されることが多く、役員や従業員が受ける経済的利益には課税されませんが、金一封や換金しやすい金券、旅行券や電化製品などといった高価な景品は所得税の課税対象となる場合があるので注意が必要です。社内行事の景品類の税務上、会計上の処理方法については税理士や公認会計士等の専門家にご相談されるのが良いでしょう。
運動会の景品で喜ばれるポイントとは?
運動会の景品を選ぶ際は、喜ばれるものを選ぶことが大切です。景品選びに悩んだら、下記の3点を押さえて考えてみましょう。
参加賞と優勝賞品
参加賞は、参加者全員がもらえる景品です。数が必要になるので、予算を抑えながら、誰もが嬉しいと思えるものを選ぶようにしましょう。
一方、優勝賞品は優秀な成績を収めた人に贈るものです。限られた人しかもらえないので、特別感のあるものを選ぶように差別化してください。
性別や年齢層で選ぶ
運動会の参加者の性別や年齢に合わせて喜ばれやすい品物を選びましょう。子ども向けには賑やかでかわいいデザイン、大人にはシンプルで使いやすいものなど、参加者のことをよく考えることが大切です。
実用性と特別感を両立させる
実用性があるだけでなく、景品には特別感も大切です。手がかかりすぎることではなく、ちょっとした工夫でも特別感は演出できます。たとえば、ねぎらいの言葉をカードなどに添える、シールを包装紙に貼るなどです。
運動会を実施するのに必要なステップ
運動会を初めて実施する場合、どのような準備が必要か、わからない方もいるのではないでしょうか。
運動会を実施する際は、以下の5段階に分けて考えるとよいでしょう。
1.運動会の目的を考える
まずはどのような目的で開催される運動会なのか、目的を考えましょう。学校行事なら生徒の協調性を育む、企業であれば従業員の交流などです。具体的に目的を定めることで、どのような競技が適しているのかが明確になります。
2.予算を決める
運動会の具体的なイメージが固まったら、何にどれくらいお金を使うのかを考えましょう。会場代、備品代、景品代など必要になる費用の内訳を考えることで準備がスムーズになります。
3.会場の用意
予算や開催時期が決定したら、適している会場をリストアップしましょう。複数の会場を候補に挙げることで、多角的な視点から比較しやすくなります。また、トイレの数、更衣室の設備、自動販売機の内容など、資料だけではわからないこともあるので、決定する際は必ず現地に赴いて下見をしてから決定することをおすすめします。
4.プログラム作成
会場が無事決定したら、プログラムの作成をします。運動会の目的から、適した種目を考えましょう。たとえば、チームワークを高めたいならリレーや綱引き、コミュニケーションの活性化なら借り物競争やダンスなどがおすすめです。プログラムが完成したら、必ず参加者全員が参加できるような構成になっているかを確認してください。
5.当日の役割分担をする
当日は円滑に運動会を進めるためにも、役割分担が必要です。数人の担当者だけでは運動会全体を取り仕切るのが難しいだけでなく、負担も大きくなってしまいます。役割を細分化し、多くの人に役割を持たせることで一人ひとりの負担を軽減することができます。司会進行、審判、救護など必要な役割を考え、みんなで分担できるよう工夫すれば円滑に開催できるでしょう。
どんな費用項目が発生する?
運動会の開催にはさまざまな費用が発生します。どのような費用が発生するかを把握することで、事前準備がしやすくなるだけでなく、準備の漏れを防ぐ効果も期待できますので、こちらで確認しておきましょう。
会場費
企業や学校で運動会を開催できるような大きなグラウンドや体育館を所有していない場合、会場となる場所を借りなければなりません。場所は広さだけでなく、交通の便や施設の設備など、利便性のよさも重視しましょう。
会場のレンタル費用を安く抑えたいなら、公共の体育館や運動場を使用するのがおすすめです。ただし、会場によっては抽選や先着順でのレンタルになり、希望日にレンタルできないこともありますので、会場は早めに予約しておきましょう。
備品代
運動会の開催には、競技に必要な備品、テント、音響機材などさまざまなものが必要です。使用頻度が高くないものに関してはレンタルで済ませるとよいでしょう。また、備品以外にもトロフィー、景品などの用意もしなければなりません。
過不足なく準備するためにも、内訳から何にどれくらいの予算が必要なのか、よく吟味してください。チェックリストや表で管理すると、漏れを減らすことができます。
当日の運営費
運動会は当日にもさまざまな費用が必要です。たとえば、参加者で飲食する場合はお弁当代やケータリング費用、交通費、熱中症予防対策に必要な氷やスポーツドリンク類、怪我人の応急手当に使うガーゼや消毒液などがあります。
予算を抑えたいからといって、万が一の備えを怠ると、重大な事件に発展しかねませんので、必ず十分な安全対策をしておきましょう。必要に応じてスポーツ保険、レクリエーション保険への加入を検討してみるのもおすすめです。また、開催地によっては参加者の交通費も考えておかねばなりません。
しっかり準備をして楽しい運動会にしましょう
みんなで身体を動かすことで一致団結し、盛り上がりを見せる運動会。念入りに準備をすることで、参加者全員がワクワクする運動会が開催できることでしょう。
景品までしっかり考えて、最後まで楽しめる運動会の計画を立ててくださいね!
公開日:2019月10月9日
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