香典返しで大事な「のし」の種類と書き方について

2020年10月07日

香典返しの際、気にするべきポイントのひとつとして挙げられるのが「のし」の扱い方です。のしは選び方や結び方だけではなく、宗派によってもマナーが異なるもの。そこでこの記事では、香典返しで大切な存在である「のし」の種類や書き方などについて紹介します。

香典返しののしとは何か?

のしというのは「熨斗鮑(のしあわび)」の略であり、名前のとおりアワビが使われていました。詳しく紹介すると、アワビの肉を薄く剥いだ後、長く伸ばして干したものを熨斗鮑と呼びます。さすがに現在では紙が使われるようになったとはいえ、のし自体の文化は今なお残っています。

そもそも香典返しが不要な場合も?

実のところ、状況によっては香典返しを必要としない場合もあります。例えば、キリスト教や神道の場合は、香典返しを行わないケースも。また、不祝儀袋に香典返しが不要である旨が書かれている場合も、必要ありません。公的機関や企業によっては、香典返しを受け取ることができず、このような場合に香典返しが不要である旨を伝えることがあります。


もうひとつ別のケースとして、金額的な問題があります。基本的に香典返しというのは、いただいた香典の半分が相場とされています。この際、香典が3,000円であれば半分の1,500円が香典返しの相場となり、当日に渡せれば四十九日明けに香典返しをする必要がなくなるでしょう。


なお、当日に渡す香典返しは弔問客に渡す会葬御礼とは別と考えられています。会葬御礼の場合は500〜1,000円くらいが相場とされています。

のしのマナーもそれぞれ!?

冒頭で紹介したように、のしのマナーというのはさまざまあります。地域によって異なる場合もあるため、ここでしっかりとチェックしておきましょう。

のし下の名前は誰にすべき?

のし下に書く名前は喪主なのか親族なのか悩んでしまうかもしれませんが、基本的には故人の苗字を書いたり、「〇〇家」のように「家」を付けて書いたりします。ただ、喪主と故人の苗字が異なる場合は、故人とどのような関係だったのか受け取った際に分かるように、続柄を書いておくと良いでしょう。


また、のしに書くのは名前だけではなく、表書きも必要です。書く内容は地域や宗教によって異なっており、「満中陰志」(主に関西)や「偲び草」(神式やキリスト教)などがあります。ただ、一般的なものとしては「志」です。

墨の色は四十九日を基準に考える

書くことだけではなく、その際に用いる墨の色も大切です。四十九日を超えていない場合は薄墨、超えている場合には濃墨を用います。濃淡に関しては香典返しに添えるお礼状や挨拶状も同様であり、時期に合わせて薄い黒と濃い黒を使い分けましょう。

水引は結び切りに

現在では水引が印刷されているものもありますが、どの結び方が良いのか迷ってしまうでしょう。今回のような香典返しの場合は、簡単に結び目が解けないことから「不幸は一度きりにしたい」という意味が込められている「結び切り」が適切です。


ちなみに、もうひとつの結び方である「蝶結び」は、簡単に解けることから「何度あっても嬉しいこと」という意味。そのことから、出産内祝いやお中元、お歳暮などで用いられています。

水引の色も地域や宗教によって異なる

結び方は結び切りですが、色は地域や宗教によって異なります。ただ基本的には、白黒の組み合わせであれば全体的に使えるものであることから、詳しくない方にもおすすめの色です。 そのほか、黄色と銀はキリスト教や神道などで用いられている組み合わせで、藍色と紺色の組み合わせは仏教で用いられている組み合わせです。

「外のし」と「内のし」はどちらがいいの?

のしの掛け方として、外のしと内のしの2種類があります。外のしは包装紙の上に掛けるもので、内のしは包装紙に包まれる前の箱に掛けるもの。このことに関しては地域性や宗教的な違いはありませんが、届け方によって変えるのがおすすめです。


もしそのまま渡すのであれば、外のしでかまいません。しかし、配達してもらう場合は運送途中で外のしに傷が入ってしまう恐れがあります。そのため、香典返しを送るのであれば内のしを採用しましょう。

香典返しにもQUOカードを

QUOカードは、約6万のお店でご利用いただける、
全国共通のギフトカード(商品券)

ここまで香典返しの「のし」に関する情報を伝えましたが、そもそもどのようなものを香典返しとすればいいのか悩む方も多いはず。香典返しは、お酒はお祝い事を連想させるために不適切であったり、肉や魚なども宗教上の理由から避けられるなど、一般的な贈答品と違い制限があります。


そのためお菓子やお茶などが選ばれることが多いのですが、食品類だと、賞味期限や消費期限の問題から無理にでも消費しなくてはならなかったり一人では食べきれないということもあります。しかし、QUOカードであれば相手が自由に使えるため、使いたいタイミングで使用することができます。


従来は葬儀がひと段落をしたことを報告するという意味も込めて四十九日法要の後に贈る「忌明け返し」が一般的でしたが、最近では香典を管理する負担を軽減するためにあらかじめ用意したものを葬儀当日にお渡しする「即日返し」もよくみられます。


香典返しでQUOカードを贈って失礼にならないかと不安に思うかもしれませんが、結論としては問題ありません。むしろ会葬御礼とともにかさばらずに持ち帰っていただけるという利点もあります。


QUOカードでは香典返しに最適なデザインも用意されていますので、香典返しの品選びに迷ったらぜひ参考にしてみてください。

かさばらず実用的なQUOカードは、香典返しにもよくご利用いただいています。

故人がお世話になった方や親しい方へ感謝の気持ちを込めて、故人との想い出をオリジナルQUOカードにしてお返しいただけます。参列された方にお渡しすることも可能です。

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