こどもの日には何を贈る?お子さんに喜ばれるギフトとは
最終更新日:2023年4月21日
5月5日はこどもの日です。お子さんがいるご家庭では、ちまきやちらし寿司などを用意する方が多いのではないでしょうか。また、子どもの成長を願って、ちょっとした贈り物でお祝いをするという方もおられるかもしれません。
そこで今回は、こどもの日のプレゼントについてご紹介いたします。
こどもの日のプレゼントは、喜ばれるだけでなく成長につながるようなものがおすすめです。
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目次
「こどもの日」の祝日は、どのようにして作られたのでしょうか。「端午の節句」との違いも見ていきます。
「こどもの日」とは?
「こどもの日」とは、1948(昭和23)年に制定された国民の祝日です。祝日法第2条には、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」と趣旨が書かれています。
端午の節句とこどもの日は同じ?
端午の節句とこどもの日はどちらも同じ5月5日ですが、全く別物です。
本来、端午の節句は旧暦の5月5日にお祝いするものでした。旧暦の5月は「菖蒲(しょうぶ)」が咲くころで、発音が「勝負」や武道を大切にする「尚武(しょうぶ)」と同じため、武士の間で季節の節目として祝われるようになりました。それが転じて、家を継ぐ男の子の成長を願う行事になったとされています。
端午の節句は武士が由来なので、子どもではなく男の子の成長を祝うのが主とされています。
端午の節句の由来や歴史についてはこちらの記事でもご紹介しております。
女の子もお祝いしていい?
端午の節句は男の子のためのお祝いですが、こどもの日は子どもの成長を祝うものなので、男の子も女の子もお祝いして問題ありません。ちなみに、女の子の成長を願う祝日は、3月3日の桃の節句です。
「こどもの日」のお祝いには、特に決まりはありません。子どもの成長を願うという目的を忘れず、成長に合ったお祝いをしましょう。
「こどもの日」の定番のお祝い
「端午の節句」には、いくつか定番のお祝いがありますが、現在は「こどもの日」のお祝いとして行われています。
<飾り>
飾りものは、五月人形・鯉のぼり・菖蒲があります。鎧兜をまとった五月人形は、病気やケガから子どもを守るとされています。鯉のぼりは、家を継ぐ男の子の誕生を知らせるために、旗を上げたという江戸時代の風習が始まりです。さらに、鯉が滝を昇って竜になったという中国の伝説にちなんで、鯉のぼりが飾られるようになりました。菖蒲は悪鬼を追い払うとされ、軒先などに飾ります。なお、こどもの日の前日に飾りを出す「一夜飾り」は縁起が悪いため、1週間前には準備しておきましょう。五月人形は3月下旬~5月下旬にかけて飾るのが一般的ですが、地域によっては4月初旬から飾るところもあるようです。
ケース飾りの五月人形なら1年中飾っても大丈夫ですが、季節を感じるためにも、時期が過ぎたら片付けましょう。
<食ベもの>
こどもの日の食べもので代表的なのは、ちまきと柏餅です。ちまきは厄除けの効果があるとされています。新芽が出るまで古い葉がついている柏の葉は、子孫繁栄を願う縁起物になりました。
どんなお祝いをする?
<赤ちゃんのお祝い>
赤ちゃんもお祝いして構いませんが、成長段階によっては体が未発達のため、無理をさせないことが大切です。3月や4月に生まれた赤ちゃんは、翌年の5月に初節句をしてもよいかもしれません。
<幼児期以降のお祝い>
成長してくると、兜を折り紙で作れるようになるでしょう。パパやママとこどもの日のイベントに参加するのも、楽しい過ごし方の一つです。
<女の子のお祝い>
端午の節句にちなんだお祝いは、女の子がしても縁起が悪いということはありません。鯉のぼりを作って飾ったりちまきを食べたりして、家族みんなで楽しみましょう。
プレゼントは必要?
こどもの日のお祝いに、プレゼントをしなければならない決まりはありません。しかし、お祝いを形にしたかったり会いに行けない代わりに何かあげたかったりする場合は、プレゼントを用意してもよいでしょう。
こどもの日にプレゼントをあげますか?
こどもの日はお祝いですから、プレゼントをあげるのかどうか迷う方も多いのではないでしょうか。そこで、あるアンケート結果を参考にして実際にこどもの日にプレゼントをあげている人とそうでない人の割合を紹介します。
プレゼントをあげる人は約25%、あげない人は約75%となり、あげない人の方が圧倒的に多いことがわかりました。
あげない理由としては、食事などでお祝いすれば十分だから、特にプレゼントが必要だと思わない、大きなイベントではないから、などがありました。 一方、あげる理由は、子どもの成長をお祝いしたいから、子どもに喜んで欲しいから、などの理由が挙げられました。
予算はどれくらい?
こどもの日にプレゼントをあげる場合、予算は3,000~100,000円程度が目安となるようです。これほど予算の幅があるのには理由があります。
こどもの日のプレゼントは、一般的に実用的なものを贈るケースが多く、その場合は予算が低くなる傾向にあります。具体的には、本やおもちゃ、学校で使う文房具などです。
予算が高額になるケースとしては、生まれて初めて迎える「初節句」で鯉のぼりや兜を贈る場合です。祖父母が買ってくれることもありますが、初めてのこどもの日には欠かせない高額なプレゼントとなります。
ここからは、こどもの日に人気のプレゼントを紹介します。
以下の記事も参考にしてみてください。
性別に関係なくおすすめのプレゼント
赤ちゃんには、よだれかけやベビー服など、よく使うものがおすすめです。
小学校に上がる前の年齢なら、絵本や積み木のほか、ブロックのおもちゃなどは幅広い年齢で遊べるため、男女ともに人気があります。
成長を願うという意味で、文房具やドリルのような勉強の必需品をあげるのもよいでしょう。好きなキャラクターの絵柄がついたものをあげれば、喜んでもらえるかもしれません。
男の子におすすめのプレゼント
兜や鯉のぼりなど、端午の節句にちなんだ飾りは、こどもの日にぴったりです。大きさや種類がさまざまなので、置く場所に合わせて選んでみましょう。他には、ゲームや自転車など、年齢に合わせて本人の好きなものをプレゼントすると喜ばれます。
女の子におすすめのプレゼント
ままごとセットやおもちゃの楽器などは、想像力を育むという点でおすすめのプレゼントです。鯉のぼりキットのように、簡単に手作りを楽しめるものもあります。
お菓子はお祝いの内容に関係なく贈りやすい
お菓子なら家族で楽しみながら食べてもらうことができ、受け取る側もそれほど気を遣わず済みます。ただし、アレルギーがないか事前に相談するほか、賞味期限にも気を付けましょう。
プレゼント選びに迷った際は、QUOカードという選択肢もあります。QUOカードには、子どもへのプレゼントにぴったりな動物デザインやキャラクターデザインがあります。
また、QUOカードを贈るのにはメリットもあります。例えば、QUOカードならお釣りが出ないので、幼い子どもが初めて買い物をする場合、とても使いやすいでしょう。また、自分で買い物をするという教育の要素もあり、一人で買い物ができることは子どもの自信にもつながります。
スマホを持つ年代の子どもに贈るのであれば、便利なデジタルギフト「QUOカードPay」もおすすめです。
こどもの日のお祝いの仕方は各家庭によって異なりますが、子どもの健やかな成長に感謝する日であることを忘れないようにしましょう。もし、子どもを喜ばせるために何かしたいということであれば、プチギフトとして子どもが喜ぶものや成長の助けとなるもの、便利で使いやすいQUOカードなどを贈ると喜ばれるに違いありません。
公開日:2022年6月16日
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