還暦祝いって贈っていいの?

最終更新日:2022年10月27日

還暦祝いは60歳をお祝いする節目の年です。昔の場合、60歳は高齢者というイメージがありましたが、現代の60歳は若々しいため、お祝いも若々しさを感じられる内容にすることをおすすめします。


今回は、還暦祝いのマナーやおすすめのギフトをご紹介しますので、還暦祝いに何を贈るか悩んでいる方はぜひご一読ください。

  • 目次

還暦祝いはいつ渡すのがベストなの?

60歳になったことをお祝いする還暦祝い。どのタイミングでお祝いすれば良いのかわからない…と悩んでしまう方は多いのではないでしょうか。
還暦祝いをいつお祝いするのかは、厳密には決まっていません。基本的にはわかりやすい誕生日にお祝いします。
しかし、誕生日が平日の場合はなかなか集まれないですよね。その際は、前後の休日に予定を合わせて集まるのがおすすめです。また、みんなが集まりやすいお正月にお祝いをするのもひとつの手です。
本来は数え年で歳を重ねていたので、数え年で61歳になるお正月にお祝いするのが一般的でした。しかし現在は数え年で換算しないので、お正月でなくてはいけないという決まりはありません。家族が集まりやすいときにお祝いするのが最適です。また、還暦祝いに旅行をプレゼントするのであれば、日程は休みを合わせやすい大型連休に設定するのがいいでしょう。

相場はどのくらい?

それでは、続いては相場についてです。
還暦祝いの相場は関係性ごとに異なりますが、一般的には3万円前後といわれています。両親へは3〜5万程度、祖父母へは1〜3万円程度の品物を選ぶのがベターです。職場の人であれば、1万円以内の贈り物で十分でしょう。
あまりにも高額な金額のものを贈ってしまうと、相手がお返しを考えるのも大変です。困らせるお祝いを贈らないという配慮で、このような金額が相場となっていると考えられます。
相手との関係性も加味しながら、お互いに負担にならない価格帯のギフトを選ぶのがおすすめです。

女性の還暦祝いはタブー?

女性の還暦祝いは避けるべきって本当?

昔は、還暦祝いに家督を譲る意味合いも兼ねていたため、お祝いの対象は男性だけでした。そのため、女性の還暦祝いはしないという風習が残っている地域もあります。


最近では、男女の差なくお祝いをするのが一般的ですが、女性は男性に比べて年齢を気にする方も多く、還暦に抵抗がある方もいます。還暦祝いを行うにあたっては、無理にお祝いをするのではなく、お祝いされる本人の意見を尊重して決めるようにしましょう。

還暦祝いを断られたけれど、お祝いをしたい場合はどうすればいい?

還暦祝いに抵抗がある場合、無理に行うとお祝いであるにもかかわらずかえって気分を悪くされかねません。


還暦祝いを断られた場合は、誕生日祝いという名目で演出するとよいでしょう。贈りものも還暦にまつわるアイテムにこだわらず、食事をごちそうするなどがおすすめです。

そもそも女性の還暦祝いに限らず長寿祝いを避けようとする風習が存在する

女性の還暦祝いをしない風習を先述しましたが、男女にかかわらず、長寿のお祝いについては地域によってさまざまな風習や文化があります。長寿のお祝いをすると逆に長生きできないので、縁起が悪いという言い伝えもその一つです。


これは単なる迷信に過ぎず、還暦のお祝いをすることで病気になったり寿命が縮んだりするわけではありません。


しかし、言い伝えを信じている方や還暦祝いをしない地域もあるので、事前にお祝いされる方の意向を確認するようにしましょう。

還暦祝いは前祝いと後祝いのどちらがよい?

意外?還暦祝いの前祝いは避けるべき! 

実は祝い事の前祝いは、縁起がよくないとされています。これは、「慶事は引き延ばしても、弔事は繰り上げる」という昔からの言い伝えによるものです。言い伝えなので、あまり気にしすぎることはありませんが、基本的には前祝いは避けておくようにしましょう。

どうしても前祝いをしたい場合はどうする?

タイミングが合わずどうしても前祝いをしたい場合は、満60歳ではなく数え年60歳で祝う方法があります。


満年齢は生まれた時点を0歳として誕生日を迎えるごとに1歳年を取りますが、数え年は生まれた年を1歳として年を迎えるごとに年齢を重ねていきます。


数え年で60歳になる年に行えば、前祝いには該当しないので縁起が悪いということにもなりません。

後祝いならいつでも大丈夫?

還暦祝いでわかりやすいのが、満60歳の誕生日にお祝いをするというものです。後祝いにする場合の時期はさまざまですが、あまり遅くなるとお祝いの雰囲気がなくなってしまうので、遅くとも誕生日から1年以内に行うようにしましょう。

どうしても日程が合わない場合はどうする?

還暦祝いで家族が集まるときは、日程調整が大事ですが、自分だけ参加できない場合や、全員の予定が合わず日程を見送る場合もあります。


その場合は、集まることにこだわらず、お祝いのプレゼントや手紙を送るのもおすすめです。すてきなプレゼントと一緒に、無事に還暦を迎えたお祝いの言葉とこれまでの感謝をメッセージにして送りましょう。

日取りにも気を使うべき?

日本では、古くから日取りを決める際に六曜が用いられてきました。最近は、六曜を気にせず仏滅でもお祝いをする方も少なくありません。しかし、お祝いされる方が六曜を気にするようであれば、六曜を調べてから日程を決めるようにしましょう。

還暦祝いに贈って喜ばれるギフトとは?

それでは、還暦祝いに贈って喜ばれるギフトを具体的にみていきましょう。

1.赤いグッズ

還暦祝いの贈り物として定番なのが、赤い色のグッズです。
赤は魔除けの意味があり、還暦祝いによく贈られる「ちゃんちゃんこ」は子どもの袖なし羽織りを指します。還暦には生まれ直しの意味があるため、赤ちゃんが羽織るちゃんちゃんこを贈るようになったといわれています。
もちろん伝統に倣ってちゃんちゃんこを贈るのもステキですが、セーターやマフラーといった普段から使えるような赤いグッズを贈るのもおすすめです。

2.バラ

赤いグッズもおすすめですが、赤いバラを60本集めた花束も思い出に残るプレゼントになるでしょう。
特に女性は、いくつになっても花束をもらうとうれしいものです。祖母や母の還暦祝いに贈ってみてはいかがでしょうか?

3.プリザーブドフラワー

同じ赤いバラをプレゼントするなら、記念として長く残せるプリザーブドフラワーもおすすめです。
水やりの必要がなく、美しい状態をそのまま飾っておけるので受け取る側の負担も省けます。

4.名前を使った詩やポエム

「生まれ直し」ということで、生まれたときに名付けられた名前を使った詩やポエムのプレゼントがおすすめです。
名前を伝えるだけで、名前に紐づいた詩・ポエムを作ってくれるお店があるので、活用してステキな贈り物を用意してみてください。

5.似顔絵ポエム

名前と同じく、似顔絵入りのポエムも贈り物としておすすめです。額に入れてプレゼントすると、より特別感が増して喜ばれるでしょう。

6.写真・名入りアイテム

記念の品としてぴったりなのが、写真や名入りのアイテムです。
タンブラーやグラス、お酒やギフトカードなどは、写真入り・名入りにカスタマイズできるアイテムが多くあるので、世界にひとつだけのプレゼントを作ることができます。
とくに、QUOカードは相手に使い道を委ねられるとともに名前や写真入りのカスタマイズができるので、還暦祝いの贈り物としておすすめです。

7.メッセージ入りフォトフレーム

せっかくの節目なので、ずっと飾っておけるアイテムを贈るのもおすすめです。
メッセージ入りフォトフレームは、自分の気持ちをメッセージにのせて相手に伝えられるうえ、お祝い当日に撮影した写真を入れておくことができます。うれしい気持ちを忘れずに残しておけるのです。

8.趣味に関するアイテム

還暦をお祝いする間柄であれば、相手の好みを理解していることが多いでしょう。
趣味に関するアイテムをプレゼントすれば、喜んでもらえること間違いなしです。お酒やゴルフ、食料品など、相手が気に入るものを選びましょう。

金券類は還暦祝いに贈らないほうがいい?

金券だから贈ってはいけないというルールはない

還暦祝いに贈るギフトには、さまざまなものがあります。


花や洋服、小物などの贈りものをする方もいれば、食事や旅行、商品券などをプレゼントする方もいます。


日本では、目上の方に金銭を渡すことは失礼にあたるとされていました。ただし、相手の考えを尊重することが大切なので、贈る側がよく考えてお祝いの品を選ぶとよいでしょう。

現金よりも金券がよいという意見も

還暦のお祝いに、商品券やギフトカードは自分で好きなものを買うことができ、実用的でよいという意見があります。現金ほど生々しさがないので、贈られるほうが受け取りやすいことも商品券の利点です。また、予算を品物などのプレゼントと商品券の2つに分けて贈る方法もあります。

還暦祝いにはQUOカードがおすすめ!

QUOカードは全国約6万店で使うことができ、使用方法も簡単な利便性の高いギフトカードです。価格帯、デザインも豊富で目的に合わせてお選びいただけます。


5枚以上ならオリジナルデザインで作ることもできるので、家族の写真を入れれば思い出の品にもなるでしょう。記念すべき還暦のお祝いに、お祝いのメッセージと一緒にQUOカードを贈ってみませんか?

お祝いは、相手の喜ぶアイテムを

記念すべき還暦のお祝いは、相手の喜ぶアイテムを贈ってお祝いしてあげましょう。感謝やお祝いの気持ちが伝わるよう、メッセージと一緒に贈り物を渡すのがおすすめです。
ギフトはぜひ紹介したものを参考に選んでみてください。

公開日:2019月10月2日

誕生日プレゼントにQUOカードがおすすめです

「お誕生日おめでとう!」の気持ちを気軽に贈るならQUOカードがおすすめです。 500円から1万円までご予算に合わせて選ぶことができ、 受け取った方は自由にお使いいただけるので喜ばれます。

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