「アンケート調査をどうやって始めればよいかわからない」
「どのような質問項目を設定すれば、効果的なのか知りたい」
アンケート調査について、適切な進め方や課題解決に役立つ回答を得るコツなどを探しているマーケティング担当者は多いのではないでしょうか。
アンケート調査は、顧客満足度向上や新商品開発、市場トレンド把握に不可欠な手法です。
成功の鍵は、目的に沿った質問設計、適切な実施方法、回答率を高めるインセンティブの活用。特にQUOカードやQUOカードPayは、即時性と利便性で回答率と質を向上させる有力な選択肢です。
こちらの記事では、クオカードメディア編集部のOが、アンケート調査のステップや、効果的な実施方法、成功事例などをご紹介いたします。
どのようにアンケート調査を実施したらよいか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
アンケート調査を行う目的とは

アンケート調査は、企業がマーケティング活動や事業戦略を立てたり、改善したりするうえで、とても重要な役割を果たすものです。
ただ単に意見を集めるだけでなく、具体的な課題を解決したり客観的なデータを得たりするための手段です。
では、具体的にどのような目的でアンケート調査が実施されるのか、見ていきましょう。
顧客満足度向上のため
顧客満足度(CS)の向上は、企業の持続的な成長にとって不可欠な要素。
アンケート調査を行うことで、現在の顧客が商品やサービス、企業の対応のどの点に満足しているのか、あるいはどの点に不満を感じているのか把握するのに役立ちます。
多くの企業で、顧客ロイヤルティ(愛着や信頼)を高めることが重視されています。
例えば、商品購入後のフォローアップメールにアンケートをつけたり、店舗の出口で簡単なタッチパネル式の調査を実施したりする例があります。
この調査結果を分析することで、「商品の使い勝手は良いけれど、サポート窓口の待ち時間が長い」といった、具体的な課題を発見することができるのです。
新商品開発のため
新商品を市場に投入するためには、顧客が潜在的に抱えているニーズや、既存商品に対する不満を深く理解する必要があります。
アンケート調査は、この初期段階のニーズ探索から、試作品の評価、最終的な商品コンセプトの検証まで、開発プロセスのあらゆる段階で活用されます。
例えば「既存商品で最も不満に感じている点は何ですか?」といった問いかけを通じて、開発のヒントとなるニーズを掘り起こします。
また、具体的な試作品を提示し、「デザイン」「機能」「価格」など、各要素への評価を問うアンケート調査も、一般的な手法です。
市場トレンド把握のため
企業が優位にビジネスを進めるためには、自社の商品・サービスだけでなく、業界全体の変化や競合の動向、そして社会的なトレンドを常に把握しておく必要があります。
アンケート調査は、広範囲の消費者や特定のターゲット層に対して実施することで、市場トレンドを把握するのに役立ちます。
例えば、「商品を購入する際、環境への配慮をどの程度重視しますか?」といった質問を設定することで、消費者の価値観の変化を捉え、自社のブランディングやサステナビリティ戦略に活かすことができます。
また、競合他社の認知度や利用経験を尋ねることで、自社の市場における立ち位置を明確にすることも可能です。
アンケート調査の種類

アンケート調査は、目的やターゲット層、予算、必要な情報の種類に応じて、最適な実施形式を選択することが重要。
どの手法を選ぶかによって、得られるデータの質や回収率、コストが大きく変わってきます。ここでは、一般的に用いられる代表的なアンケート調査の種類について解説します。
郵送調査
郵送調査は、調査票を対象者に郵送し、記入後に返送してもらう手法です。
地理的に広範囲のターゲットにアプローチできる点が最大のメリット。
特に、高齢者やインターネット利用頻度の低い層など、特定の属性を持つ人々をターゲットにしたい場合に有効です。
既存顧客の満足度などの情報を、時間をかけてじっくり回答してほしい場合にも適しています。
コストや時間がかかる半面、匿名性が確保されるため、センシティブな質問にも本音に近い回答が得られやすいという側面があります。
一方で「切手代や景品(回答特典)の有無」が返送率に大きく影響することもあります。
公的な統計調査では、回答の提出がない場合、催促状を送付したり、調査員が訪問したりして回答を促すこともありますが、一般企業が実施する際は、回答率の低さが課題となる可能性があるため、注意深く設計する必要があります。
Web調査
Web調査は、インターネットを通じてアンケートフォームを配信して回答を収集する、最も一般的に利用されている手法です。
最大のメリットは、スピード、低コスト、そして大規模なサンプルサイズの確保が容易な点。
数千人規模の調査を数日で完了させることも可能です。
また、年齢、性別、居住地、購買履歴など、ターゲットを細かく絞り込んだ調査実施が容易なこともメリットでしょう。
設問に動画や画像を組み込むことも容易で、回答の自由度が高いのも特徴です。
データ収集と分析のプロセスがデジタル化されているため、人為的な入力ミスが少なく、客観的なデータ処理が可能です。
街頭調査
街頭調査は、駅前や商業施設など、特定の場所にいる人々を対象に、調査員が直接声をかけて行う調査手法です。
街頭調査のメリットは、その場で回答を回収できるため、回答漏れが少なく、回収率が高い点。特に新商品のパッケージデザインや広告の印象など、視覚的な情報に対する瞬時の反応を知りたい場合に有効となります。
一方で、調査員のスキルによって回答者の選定に偏りが出たり、天候や時間帯に左右されたりするなどの課題もあります。
ターゲティングが難しいというデメリットはありますが、特定エリアの「生の声」や「リアルタイムの意見」を得るためには有効な手段といえるでしょう。
また、調査員を前にして回答する場合、本音ではなく、社会的に望ましいと思われる回答をしてしまう傾向がある点に注意が必要です。
会場調査
会場調査は、指定された会場に対象者を集めて実施する調査です。
この手法は、試作品や未発売のパッケージ、CM映像など、現物や特定の環境下での評価を必要とする場合に最適。
例えば、食品メーカーが新商品の味の評価をする際や、家電メーカーが操作性を検証する際などに多く用いられます。
特定の条件(例:照明、温度、試食量など)を均一にコントロールできるため、客観的なデータ収集に適しています。
マーケティング担当者としては、参加者への謝礼の準備や会場設営の手間はかかりますが、他では得られない定量的な情報を得られることがメリットです。
ただし、「会場」という非日常的な空間での回答が、実際の日常生活の感覚と反する可能性も考え、結果を慎重に解釈する必要があります。
アンケート調査を進める4つのステップ

アンケート調査は、やみくもに質問をするだけでは意味のある結果は得られません。
目的を達成するためには、計画的かつ論理的な手順を踏む必要があります。
ここでは、マーケティングのプロが一般的に実践している、アンケート調査を成功に導くための4つのステップを解説します。
ステップ①質問項目を作成する
調査の成否は、質問の質にかかっていると言っても過言ではありません。
質問項目を作成する際は、「何を知りたいのか」という調査目的を常に念頭に置くことが基本となります。
多くのマーケティング担当者が直面する課題は、「曖昧さ」と「誘導」。
例えば、「この商品は素晴らしいと思いますか?」という質問は誘導的であり、客観的なデータになりません。
業界の知見では、「クローズドクエスチョン(選択式)」で回答の負担を減らしつつ、必要に応じて「オープンクエスチョン(自由記述式)」で深掘りを行うバランスが重要です。
また、質問文は誰にでも理解できる平易な言葉を用い、複数の意味を持つ「ダブルバーレル質問」(例:「商品のデザインと機能は満足ですか?」)は避けるべきです。
ステップ②最適な実施方法を選ぶ
質問項目が確定したら、次はその質問を「誰に」「どのように」届けるか、最適な実施方法を選択します。前述したように、手法によって得られるデータの特性が異なります。
マーケティング上、時間とコストは重要な要素。
緊急性が高い場合はWeb調査が選ばれ、ターゲット層がインターネットに不慣れな場合は郵送調査や電話調査が検討されます。
特に、特定の地域や店舗利用者の意見を聞きたい場合は、街頭調査や会場調査が効果的です。マーケティング担当者としては、目的に対して最も偏りの少ないサンプリングができる方法を選び、その手法のメリット・デメリットを理解した上で進めることが、リスクを回避するポイントです。
ステップ③回答を効率的に収集する
アンケートの設計と実施方法が決まったら、いよいよ回答収集フェーズ。
ここでは、設定した目標サンプル数と回収期間を達成することが重要となります。
優れたアンケートを作成しても、回答されなければデータは得られません。
多くの企業が実践する集客成功の施策として、回答者に対するインセンティブ(特典)の提供があります。インセンティブの魅力度は、回答率に直結します。
回答者が「労力に見合った」対価だと感じるインセンティブを設定することが、効率的な回答収集につながります。
また、Web調査では、回答開始から完了までの離脱率を常にチェックし、途中で回答を中断する人が多い場合は、設問が長すぎないか、途中で複雑になっていないかを見直すことが重要です。
ステップ④結果を分析し、活用する
アンケートの回答がすべて集計されたら、最後の、そして最も重要なステップが「分析と活用」。単に数値を眺めるのではなく、調査目的に対して意味のある結論を導き出す必要があります。
多くのマーケティング担当者が陥りやすいのは、「自分の都合の良いデータだけを見てしまう」こと。
業界の教訓として、「ネガティブな意見」や「少数派の意見」こそ、革新的な改善点や潜在的な市場機会を示す重要な情報源です。
分析では、単純集計(各質問の回答数の合計)だけでなく、クロス集計(例:年代別と満足度を掛け合わせる)を行い、特定の属性間での傾向の違いを見つけ出すことが、具体的なアクションプランに繋げるためのノウハウです。
回答率が上がる!アンケート作成のコツと質問例

アンケート調査の成功は、回答率と回答の質にかかっています。
回答率を上げるための最大のコツは、回答者側の負担を最小限に抑え、回答意欲を高める設計を施すこと。
ここでは、回答者がスムーズに、かつ正確に答えられるようにするための具体的なノウハウと質問形式について解説します。
ユーザーが答えやすい質問項目とは
アンケートが途中で離脱されたり、適当に回答されたりするのを防ぐためには、回答者が思考停止することなくスムーズに答えられる設計が重要です。
効果的なコツは、アンケートの冒頭で所要時間(例:3分程度で完了します)を明記することです。
これにより、回答者は協力に必要な時間を事前に把握でき、心理的な抵抗が軽減されます。また、質問の配置順序も重要で、一般的には答えやすい質問(例:性別、年代などのデモグラフィック情報や簡単な利用経験)を先に、考えさせる質問(例:評価理由、自由記述)を後に配置することで、回答の流れを円滑にします。
設問数も極力絞り込む(例えば5問以内)ことで、回答率はアップします。
設問形式の種類と選び方
アンケートの設問形式にはいくつかの種類があり、それぞれの質問形式が収集しやすいデータは異なります。調査目的に応じて最適な形式を選ぶことが、効率的なデータ収集の鍵です。
単一回答
単一回答は、提示された選択肢の中から、回答者に最も当てはまるものを一つだけ選んでもらう形式。
活用例としては、 性別、現在の利用状況(例:利用していない/週に1回未満/週に1~3回など)などのデータを集めたい場合です。
単一回答は、データ集計や分析が最も容易で、定量的な傾向把握に優れています。
回答者も迷うことなく、直感的に答えられるため、Webアンケートなどスピード重視の調査で多用されます。しかし、選択肢の設計に失敗すると、「選択肢に自分の意見がない」というデメリットがあるため、選択肢は網羅的に用意することが重要です。
複数回答
複数回答は、提示された選択肢の中から、当てはまるものをいくつでも選んでもらう形式。
活用例としては、 商品を知ったきっかけ(例:SNS広告、テレビCM、友人からの紹介)、購入時に考慮した点などを質問する場合です。
これは回答者が複数の要因や理由を持つ場合の実態を把握するのに適しています。
例えば、「商品を購入した理由」など、複雑な動機を探る際に有効。
ただし、集計結果の解釈が単一回答より複雑になる点に注意が必要です。
選択肢の数が多すぎると回答者の負担が増すため、最大でも7~8個程度に絞り込むことが、回答率維持のコツです。
自由記述
自由記述は、回答者が文章を自由に記入する形式。
活用例としては、満足しなかった理由、商品への改善点や要望、購入検討者に伝えたいことなどを詳しく知りたい場合です。
自由記述は、定量データだけでは分からない、回答者の生の意見や潜在的なニーズといった定性的な情報を深掘りするのに非常に強力。
多くの企業が、顧客の「感情」や「真の課題」を把握するために活用します。
しかし、回答者の負担が最も大きく、未回答率や離脱率が高まりやすいため、アンケートの最後に1~2問に絞るのが鉄則。
また、分析時には、テキストマイニングなどの手法を用いて、膨大な文章の中からキーワードや傾向を抽出する専門的なノウハウが求められます。
アンケート調査で失敗しないための注意点

アンケート調査は強力な意思決定ツールですが、設計や実施方法を誤ると、信頼性の低いデータや役に立たない結果を招く可能性があります。
効果的かつ倫理的な調査を実施し、失敗を避けるためには、いくつかの重要な注意点を押さえておきましょう。
調査の目的を明確にする
アンケート調査の失敗の多くは、そもそも「何のためにデータを取るのか」という目的が曖昧なまま進められることが原因です。
一般的な失敗事例として、「とりあえず顧客の意見を聞こう」と漠然とした調査を実施し、最終的にどの部署のどのような施策に使えるデータなのかが不明確になるケース。
調査開始前に「このデータから新商品の開発優先順位を決定する」「顧客サポートの待ち時間短縮の目標値を設定する」といった具体的なアウトプットを定めることが不可欠です。
目的が明確であれば、不要な質問を排除でき、回答者の負担も軽減されます。
プライバシーの配慮をする
回答者にとって、自身の個人情報やセンシティブな情報を企業に提供することへの不安は大きいもの。安心して回答してもらうためには、プライバシーへの配慮が欠かせません。
販促や顧客対応におけるアンケートでは、メールアドレスなどの個人情報を取得する場合が多くあります。実施する際には、アンケートの冒頭で「回答データは統計的に処理し、個人が特定される形で公開・利用することはない」という旨を明記することが必須です。
また、謝礼の送付などで個人情報が必要な場合は、情報利用の目的を限定し、適切に管理する体制を示すことが、回答者からの信頼を得る上で重要となります。
わかりやすい質問にする
質問文が難解だったり、解釈の余地があったりすると、回答者は正確な意図を汲み取れず、結果としてデータの質が低下します。
失敗しがちな質問文として、専門用語(業界用語)や二重否定の使用が挙げられます。
例えば、「当社のソリューションのアジリティについて、ご満足いただけていますか?」などの質問は避けるべき。
質問文は、その商品やサービスを知らない人が読んでも理解できるよう、中学卒業レベルのわかりやすい言葉で記述することがポイントです。
質問の意図を明確にするために、事前に少人数でテスト回答(プレテスト)を実施することも一般的な手法です。
また、「あなたは頻繁に映画を見ますか?」という質問の「頻繁に」の解釈は人によって異なり、客観的なデータになりません。これを防ぐためには、「月に何回映画館に行きますか?」のように具体的な数値や行動を尋ねる質問に置き換えることが論理的な解決策となります。
バイアスを避けた質問にする
バイアス(偏り)とは、質問者の意図や誘導によって、回答者が本心とは異なる回答をしてしまう現象です。バイアスのある質問は、調査結果の客観性を致命的に損ないます。
よく見られるバイアスは、「誘導的な質問」です。
例えば、「当社の先進的な技術が搭載された新商品を購入したいと思いますか?」という質問は、回答者をポジティブな方向に誘導してしまいます。
こういった場合、価値判断を含まない中立的な表現(例:「新商品について、購入したいと思いますか?」)を用いることが鉄則です。また、「はい/いいえ」の選択肢だけでなく、「どちらとも言えない」といった中立的な選択肢を用意することも、回答の偏りを避ける上で重要です。
適切な謝礼を用意する
回答者がアンケートに協力するには、一定の時間と労力が必要。
その協力に対する適切な対価(謝礼やインセンティブ)を用意することは、調査の回収率と回答の質をアップさせるために不可欠な要素です。
例えば、5分程度の簡単なWebアンケートであれば少額の特典で十分ですが、30分以上にわたる専門的な郵送調査や会場調査であれば、より実用性が高く、魅力的な特典を用意する必要があるでしょう。
謝礼は回答者のモチベーションに直接影響を与えます。
適切な謝礼は、回答者をより真剣に質問に向き合うことを促す効果があると考えられます。
しかし、謝礼が過剰すぎると、調査目的とは関係のない特典目当ての層を集めてしまい、データの信憑性が損なわれるデメリットも。
したがって、調査の目的とターゲット層の価値観を考慮した上で、「ちょうど良い」実用的な特典を選定することが重要な戦略です。
アンケート謝礼でのQUOカード・QUOカードPay活用について詳しく見る
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回答率アップに直結するインセンティブ設計

アンケート調査において、回答者へのインセンティブ(謝礼や特典)は、単なるお礼ではなく、調査の成功を左右する重要な要素。
インセンティブの有無や種類、設計方法が、アンケートの回収率に影響を与えます。
適切なインセンティブ設計は、調査への協力意欲を高めるための戦略的な投資と位置づけられます。
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なぜインセンティブが重要なのか?
人は誰しも、見返りなしに他者の依頼に応じることには躊躇しがち。
アンケート回答という行為は、回答者にとって「時間」という貴重なコストを支払うことになります。インセンティブは、このコストに対する補償や、協力に対する動機付けとして機能します。
そのため、インセンティブのないアンケートと、魅力的なインセンティブがあるアンケートとでは、回答率に数倍以上の差が出ることが一般的な知見として知られています。
特にWeb調査など、手軽にスキップできる形式では、インセンティブが回答完了への強力な後押しとなります。
多くのマーケティング担当者は、インセンティブのコストを、「信頼性の高いデータを取得するための費用」として予算に組み込んでいます。
回答率が向上する
インセンティブを付与する最も直接的な効果は、当然ながら回答率の向上です。
販促キャンペーンを兼ねたアンケートでは、「ご協力いただいた方全員に」といった全員プレゼント型のインセンティブが、回答の動機付けとして非常に高い効果を発揮します。
また、抽選型であっても、当選者数や景品の豪華さを明確に告知することで、応募者が「自分にもチャンスがある」と感じ、回答を促します。
アンケート依頼のメールや冒頭でインセンティブの内容を具体的に、かつ魅力的に伝えることが、回答開始率を高める鍵となります。
実際に、株式会社クオカードSさんによると、ある企業がウェビナー後に実施したアンケートでは、謝礼無しで実施したほかのアンケート施策に比べ、回答率が倍以上になったという事例があったとのことです。
ここで重要なのが、回答率が微増ではなく、倍以上になるという点です。
本当に必要なデータを集めたいときは、回答者への謝礼を用意するべきだということがわかります。
回答データの質が向上する
インセンティブは、単に回答数を増やすだけでなく、回答の質を高める上でも貢献します。
謝礼が「適したもの」であることで、回答者は「真剣に回答しなければ謝礼を受け取る資格がない」という心理的な意識が働きやすくなります。
特に、時間がかかる自由記述の設問や、深く思考を要する製品評価の設問において、インセンティブがあれば、より詳細で本音に基づいた質の高いコメントが得られやすくなります。逆に、謝礼が過度に高すぎると、特典目当ての不誠実な回答(ランダムな回答や矛盾した回答)が増えるという逆効果も見受けられるため、適切なバランスが重要です。
今後の継続的な回答の促進
インセンティブの設計は、一度限りの調査だけでなく、企業と顧客との長期的な関係構築にも影響します。
継続的な顧客満足度調査や、製品改善のための定期的なフィードバックを求める際、以前のアンケート協力時に受け取ったインセンティブが好印象として残っていると、次の調査への協力依頼に対しても快く応じてもらいやすくなります。
これは、企業への信頼感とロイヤルティを高める一環でもあります。
顧客が企業に対してポジティブな経験を持つと、その後のコミュニケーションに対してもオープンになる傾向が示されています。
アンケート後の謝礼の迅速かつ確実な送付は、「この企業は約束を守る」という信頼性を裏付ける行動となります。
そのため、謝礼の送付が遅れたり、告知と内容が異なったりすることは、今後の調査協力だけでなく、企業ブランド全体の信頼性を損なうため、誠実かつ確実な運用が求められます。
インセンティブの種類

アンケート調査の回答率と質を高めるために提供されるインセンティブ(謝礼)には、いくつかの種類があり、それぞれ特徴と効果が異なります。
調査の目的やターゲット層の嗜好、予算に応じて最適なインセンティブを選ぶことが、成功への鍵となります。
現金
現金は、インセンティブの中で最も汎用性が高く、魅力的だと認識されやすい特典。
銀行振込や現金書留、あるいはデジタルウォレットへの送金といった形で提供されます。
現金は直接的な価値があることが一目でわかり、満足度が高い報酬形態のため、回答者のモチベーション維持に最も効果的。公的機関が行う大規模な調査や、学術的な研究でも、回答者の時間に対する明確な対価として現金の謝礼が用いられることが多いです。
しかし、現金は他のインセンティブに比べてコスト管理が厳格に求められ、経理処理の手間が増えるという課題も伴う点が注意したいところです。
優待・割引券
優待券や割引券は、自社商品や関連サービスの購入・利用を促すという、マーケティング的な目的を兼ねたインセンティブです。
このインセンティブの最大のメリットは、「回答者が将来の顧客になる可能性を高める」点にあります。
例えば、アパレル企業が割引券を謝礼にすることで、アンケート回答者に店舗への来店やオンラインでの購買行動を促すことができます。
特に自社の商品・サービスに既に興味を持っている既存顧客や見込み客に対して特に効果が高く、販促活動との連動性が高い施策として活用されます。
ただし、そのサービスに全く興味がない層にとっては魅力が低く、回答率が上がりにくいというデメリットもあります。
優待券を提供する際は、有効期限をはっきりと示し、利用条件を分かりやすく伝えることが、回答者との信頼関係を築く上で重要です。
会社のノベルティグッズ
会社のノベルティグッズは、企業ロゴ入りのボールペンやエコバッグなど、企業の認知度向上やブランドの愛着を醸成する目的で配布されるインセンティブです。
ノベルティグッズは、他のインセンティブと比較して単価が比較的低く、大量に配布しやすいという実務上の利点があります。
企業名やブランドを常に回答者の目につく場所に置いてもらう「接触頻度」を高めるツールとして活躍してくれるでしょう。
例えば、展示会来場者へのアンケートなど、幅広い層への認知拡大を目的とした調査に有効です。しかし、ノベルティの実用性やデザインが魅力的でない場合、回答率への貢献度が低くなるため、慎重な選定が求められます。
信頼性を高めるためには、ノベルティが環境に配慮された素材であるなど、企業の価値観を反映したものであることが大切です。
ギフトカードやデジタルギフト
ギフトカードは、特定の店舗やサービスで利用できるカード形式や、オンラインで利用できるデジタルギフト形式の特典です。
ギフトカードは現金に近い汎用性を持ちながら、少額から手軽に提供できるため、Webアンケートの全員プレゼントに最適なインセンティブとして広く採用されています。
これは、「誰に対しても一定の満足度を提供しやすい」というメリットがあるためです。
デジタルギフト形式であれば、即時配布が可能であり、回答から謝礼付与までのタイムラグを減らすことで、回答者の満足度を維持できるでしょう。
次回の協力意識を高めるツールとしても活用されています。
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QUOカード・QUOカードPayがアンケートのインセンティブに最適な理由

アンケート調査の回答率とデータ品質を最大化するためには、提供するインセンティブ(謝礼)の選定が非常に重要。
株式会社クオカードSさんによると、インセンティブは回答率を向上させる以外にも、企業が回答者を大切にしている印象を与え、好感度やイメージアップといった効果があるとのこと。
インセンティブの種類には多様な選択肢がありますが、「ターゲット層の利便性」と「事務手続きの効率性」という二つの観点から、それぞれの調査形態に最適なものを選ぶことが、マーケティング担当者には求められます。
手渡しできるQUOカードは街頭調査や会場調査に最適
手渡しできるQUOカードは、街頭調査や会場調査といった対面型の調査において、高い効果を発揮します。
謝礼を後日郵送する手間がなく、回答者にとっても企業側にとっても事後処理の必要がありません。現金や商品券のような生々しさもないため、インセンティブに最適といえるでしょう。
街頭調査や会場調査の成功要因は、回答者がその場ですぐに報酬を受け取れる「即時性」。QUOカードをその場で手渡すことで、「協力したらすぐに報われた」という強い満足感を提供でき、調査後のネガティブな印象を防ぎます。
特にQUOカードは使える店舗が幅広く、その利便性とブランド訴求力の高さから、魅力的な選択肢。
またオリジナルデザインのQUOカードを作成することで、サービスや企業のさらなる認知度アップにもつなげることも可能です。
QUOカードPayはLINEやメールで手軽に送れる
QUOカードPayは、Webでのアンケート調査との相性が極めて高く、効率的な運用ができます。
例えばアンケート回答完了画面やフォローアップメールに、そのまま利用できるコード(URL)を記載し配布することで、発送の手間やコストがかかりません。
LINEやメールで簡単に送ることができるため、非常に簡易的です。
特に若年層やデジタルサービスに慣れた層からの回答率の大幅な向上が期待できます。
また、QUOカードPayは、50円~100,000円まで1円単位で細かく設定できるため、数分で終わる簡単なアンケートから難しいアンケートまで、その内容の重さに応じて金額設定できることがポイントです。
アンケート謝礼としてQUOカードPayを利用した事例
実際にQUOカードPayをアンケート謝礼として採用した場合、どのような効果があるのでしょうか。
実際のアンケート回収率についてご紹介いたします。
【株式会社シンフィールド様の事例】
株式会社シンフィールド様は、自社で実施されているウェビナーのアンケート回収率の向上を目指し、アンケート謝礼としてQUOカードPay500円分をプレゼント。
その結果、アンケート回収率が128%アップしました。
QUOカードPayは、LINEやメールで簡単に送付できる特性を持ち、オンライン上のアンケート調査において、迅速にインセンティブ付与ができます。
謝礼の準備にかかる時間がゼロになり、回答者側も数分以内に特典を受け取れるため、回答後の満足度も向上しやすくなります。
多忙な企業にとって、非常に有効な選択肢の一つといえるでしょう。
【まとめ】アンケート調査で企業の課題を解決しよう

アンケート調査は、企業の課題解決や意思決定に不可欠なデータを収集するための重要な手段。
調査の成功は、目的の明確化から始まり、ターゲットに合わせた適切な実施方法の選択、そして何よりも回答しやすい質問設計にかかっています。
また、データの質と回答率を上げるには、適切なインセンティブ設計が欠かせません。
特に、オンラインでの迅速なデータ収集にはデジタルギフト、対面での即時的な謝礼には物理的なギフトカードが有効です。
QUOカードやQUOカードPayのような汎用性の高い特典は、幅広い層に訴求力があり、事務処理の効率も高いため、多様なアンケート調査において有力な選択肢。
本記事で解説したノウハウを活かし、質の高いデータで企業の成長を加速させましょう。
公開日:2026年1月21日
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