退職祝いにはメッセージを添えよう!使える文例紹介

最終更新日:2025.05.12

退職祝いに贈り物をする際は、ただプレゼントを渡すだけでなく、相手を労うようなメッセージを添えることで、より相手の気持ちに寄り添えます。しかし、どのようなメッセージを添えればいいのか悩む方もおられるでしょう。そこで今回は、退職祝いに添えるメッセージについて紹介します。



退職祝いに添えるメッセージの書き方

退職祝いに添えるメッセージには書き方のコツがあります。まずはコツを確認してからメッセージを考えましょう。



相手に寄り添った内容にする

親しい相手には、相手との思い出などを入れるのがおすすめです。反対に関係が薄い場合は、退職を惜しむような言葉を入れることで相手に寄り添った内容になります。
相手との特別なエピソードを入れることで、例文っぽさを消すこともできるでしょう。



堅苦しくなり過ぎない

言葉遣いに気を付けることは大切です。しかし、あまりに堅苦しい文章だとよそよそしさを感じさせてしまいかねません。フランクになり過ぎないよう、親しみも感じられるようなメッセージにしましょう。
特に、相手が上司でも冗談を言い合えるような関係であれば、多少崩した文章でも問題ありません。



退職理由には触れないほうがよい

退職する人が定年退職以外の場合、本人が望んだ転職・退職でない場合もあります。そのため、安易に次の就職先のことや仕事について詳しく書くことは避けましょう。
これからのことについては、「御多幸をお祈りします」や「ご活躍をお祈りします」などにとどめておくことをおすすめします。



使ってはいけない言葉

退職祝いはお祝い事なので、避けるべき言葉についても注意しましょう。

<忌み言葉・忌み数>

  • 九(く)、四(し)、壊れる、終わる、悲しむ、病気など不幸を連想させる言葉全般

    <目上の人に「ご苦労様」>

    • ご苦労様は目上が目下に使う言葉なので、相手が上司や先輩の場合は避けること
    • 頑張ってくださいも同様

    <おめでたい退職以外での祝いの言葉>

    • ケガや病気など、おめでたい理由以外ではお祝いの言葉や字は使わないこと



    関係性別・使える文例集

    メッセージを考えるのが苦手な方に向けて、相手との関係性別に使いやすい文例を紹介します。



    上司・先輩

    <親しい相手の場合>

    今まで大変お世話になり、ありがとうございました。
    〇〇さんから教えていただいたことはこれからも業務に活かしていきたいと思っています。
    〇〇さんとともに働けた〇年間は私にとってかけがえのない思い出です。
    これからも益々のご活躍をお祈りいたします。

    <あまり親しくない相手の場合>

    これまでお疲れさまでした。
    〇〇さんのご在職中のご功績に敬意を表するとともに、長きにわたるご指導に感謝申し上げます。
    ○○さんとはいつか一緒にお仕事ができることを楽しみにしていましたので、今回退職と知り、驚いたと同時に残念な気持ちです。
    どうぞご自愛ください。



    同僚・同期

    <親しい相手の場合>

    〇〇さん、今まで本当にお疲れさまでした。
    いつも仕事で協力してもらって、とても助けられていました。
    〇〇さんなら、新しい環境でもきっとご活躍されると確信しています。
    私も〇〇さんに負けないよう、頑張ります。
    これからのご活躍をお祈りしています。

    <あまり親しくない相手の場合>

    長い間お疲れさまでした。
    仕事を通して多くの刺激をもらい、私も〇〇さんのように頑張れました。
    同じ部署で働けたことを嬉しく思います。
    今後のご健康とご多幸をお祈りいたします。



    後輩・部下

    <親しい相手の場合>

    〇年間、お疲れさまでした。
    ◯◯さんが成長していく姿を見るのは私にとって、とても楽しみでした。
    〇〇さんの成長を通して、私も成長させてもらったと思っています。
    またどこかで一緒に仕事ができるときがあるかもしれません。
    そのときを心待ちにしています。

    <あまり親しくない相手の場合>

    〇〇さん、お疲れさまでした。
    いつも真剣に業務に取り組む〇〇さんの姿勢は、私を初心に帰らせてくれました。
    新天地でのご活躍をお祈りしています。



    寄せ書きで使える一言メッセージ

    寄せ書きなどで使える汎用性の高いメッセージを覚えておくと、さまざまな機会で使えるのでおすすめです。

    • 長い間のご尽力に感謝いたします。
    • 新天地でのご活躍をお祈りしています。
    • 新たな門出を心よりお祝いしています。
    • 寂しくなりますが、新天地での益々のご活躍をお祈り申し上げます。
    • 新しい一歩にたくさんの幸せがありますように。感謝を込めて。
    • お疲れ様でした。どうか新生活が幸多きものとなりますように。



    まとめ

    ダミーイメージ

    退職祝いは簡単なメッセージでも、あるのとないのでは印象が変わります。相手のことを思いやって、心のこもった退職祝いをしてください。
    退職祝いのプレゼントには、荷物にならず、どなたからでも喜ばれるQUOカードにメッセージを添えて贈ってみてはいかがでしょうか。
    QUOカードPayならもっと簡単かつ手軽に、オリジナルメッセージや写真を添えられるので、ぜひ活用してください。



    公開日:2025年5月12日