家族や友人、知人が病気やケガで入院したと連絡をもらってお見舞いに行くとき、お見舞いの品に迷ったことはありませんか?
特に自分に入院経験がなく初めてお見舞いに行く場合は何を贈ってよいかわからず、マナー違反をしてしまうなんてことも。
病気やケガで不便な入院生活をしている方を見舞うのですから、せっかくなら役に立つもの・喜んでもらえるものを贈りたいですよね。
老若男女問わず誰に贈っても喜ばれるのがQUOカード。お見舞いで喜ばれる品としてもおすすめです。
お見舞い品を渡す際のマナー
お見舞いの品を渡す意味
お見舞いの品は「相手への気持ちを示す行為」です。
特に細かい決まりごとなどはありませんが、相手に喜んでもらえるものや役に立つものを渡したいという気持ちを示すことが大切です。
渡す際は一般的なマナーを踏まえ、相手の負担にならない程度に、こちらの気持ちが最大限伝えられるものを選びましょう。
お見舞いの品に水引と熨斗(のし)紙は必要?
お見舞いの品には水引はつけない、または紅白の「結び切り」で用意します。熨斗のない掛紙をかけて、表書きは「御見舞」と記載してください。ただし、地域によっては風習が異なることもあるため、確認しておくと安心です。

お見舞いの品を渡すタイミング
お見舞いに訪れた際、まずは本人に気遣う言葉をかけ、家族や付き添いの方にも挨拶をしましょう。
その後、お見舞い品を渡しても問題ないか確認し、直接本人に渡してください。状況にもよりますが、できるだけ病室に長居しないよう配慮しましょう。
なお、入院がわかっている場合、お見舞い品は事前に渡しても問題ありません。
お見舞いに訪れる時期と時間帯
お見舞いは、入院から3~4日ほど経過して、体調が落ち着いてきた頃を見計らいましょう。ただし、午前中は検査や検診で病院側が忙しいため、午後のほうが適しています。
手術をする場合は、術後2~3日経った頃を目安にするとよいでしょう。容態が安定していない入院直後や手術前後は、面会が難しい場合もあります。たとえ面会の許可がもらえた場合でも、面会時間を守ることはもちろん、本人やご家族の負担にならないように早めに切り上げて帰りましょう。

お見舞い品にふわさしくないもの
ここでは、お見舞いの品として渡すのにふさわしくない品を3つ紹介します。
生花

お見舞いの際にお花を差し入れしたいと思われるかもしれませんが、手入れや衛生面のほか、花粉症の方への影響に配慮して、医療機関側が生花の持ち込みを禁止している場合もあります。
また、鉢植えも「根が付く」→「寝付く」と連想させてしまいかねないため、避けたほうがよいでしょう。不吉なイメージを与える花や、香りの強い花も不向きです。
食べもの
入院した理由によっては食事制限があるため、食べものの差し入れは控えましょう。
病院の食事は、栄養バランスを配慮したメニューが提供されています。なかには、塩分や糖分のコントロールをしている場合もあるでしょう。
健康食品やサプリメントも例外ではなく、治療に影響する可能性もあるため、避けてください。
パジャマや寝具

パジャマや寝具は実用的だと思われがちですが、入院生活が長引くイメージを与えるため、お見舞いの品としてはふさわしくありません。
特に、目上の方には不適切です。もし贈ろうと考えている場合は、親しい間柄か頼まれた場合のみにしておきましょう。
タイプ別におすすめの贈り物を紹介
以下では、一般的なお見舞い品としておすすめのアイテムを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
日持ちしやすい食べもの
お見舞い品として食べものや飲みものを渡す場合は、なるべく日持ちするものを選びましょう。
病室によっては個人で使用できる冷蔵庫がない場合もあるので、常温で日持ちするゼリー、または焼き菓子などがおすすめです。
お見舞いの品として果物を選ぶ人も多いですが、賞味期限が短く、道具が必要な場合もあるので、気を付けましょう。
実用的なもの

タオルやマッサージグッズなど、退院後も使える実用品がおすすめです。ベッドに寝ている時間が長い入院中に、体のコリをほぐせるようなマッサージグッズは喜ばれるでしょう。
しかし、電動で動くグッズは使用を禁止されていたり音がうるさかったりと迷惑になる可能性もあるので、注意してください。
お見舞い品で喜ばれやすいもの
その他、お見舞いで喜ばれやすいものは、以下の通りです。
<本や雑誌>
小説や雑誌、漫画などは「暇つぶしに最適」「気分転換になる」と人気のお見舞い品です。「退院後の活力になった」などの声もあります。
<塗り絵やパズル>
入院生活は思いのほか時間を持て余すことが多いため、気軽に取り組める娯楽グッズはお見舞い品として喜ばれやすいでしょう。中でも塗り絵やクロスワード、ジグソーパズルなどは頭や手先を動かすことで集中でき、達成感を得られる点が魅力です。難易度を選べるため年齢を問わず楽しめ、気分転換やリハビリ感覚でも取り入れられます。
また、文字を読むのが負担になる場合には、写真集やイラストブックのように眺めて楽しめるものも適しています。
贈る際は、相手の体調や趣味に配慮して、無理なく続けられるものを選ぶことが大切です。
<菓子やデザート類>

病院食は薄味のため、「甘いお菓子は格別」という声が多く、なかには「噛まずに飲み込めるものだったのでありがたかった」と、食欲が落ちている方にも喜ばれる傾向にあります。
また、「お見舞いに来た人と分け合える」ことから、小分けのお菓子も人気です。
<飲みもの>
入院内容にもよりますが、たとえ自販機や売店があっても「買いに行くのが面倒」と思う方は少なくありません。「自販機のラインアップに飽きた」という声もあるため、入院中の気分転換にもなるでしょう。
<美容グッズ>
病室は乾燥しやすいため、肌や唇を守る美容グッズは実用的なお見舞い品として重宝されます。
ハンドクリームは手荒れを防ぎ、保湿力の高いものなら使うたびに癒しを感じられるでしょう。
リップバームは油分が多く、荒れやすい唇をしっとり保護してくれるため乾燥対策にぴったりです。
さらにボディクリームは肌の潤いを保つだけでなく、使用する際に軽くマッサージすることでリラックス効果も期待できます。
相手の好みや体調に合わせて香りや質感を選べば、気遣いの伝わるギフトになるでしょう。
<QUOカード>

現金を包むほどでない場合、お見舞金の代わりに贈ると喜ばれやすいのでおすすめです。
また、病院内のコンビニで使える場合があるほか、退院後もドラッグストアなどの身近なお店で利用できるのもメリットと言えるでしょう。
コンパクトで持ち運びしやすく、贈る側も手軽に購入できます。
相手別・金額別の選び方と注意点
見舞い金や品物を贈る際は、相手との関係性によって適切な金額や内容が異なります。
親族にはやや高め、知人や職場関係者には相手に負担をかけない範囲で配慮することが大切です。
ここでは相手別の目安金額と注意点を紹介します。
親・兄弟・祖父母の場合
親や兄弟、祖父母といった近しい親族へのお見舞いは、5,000円~1万円程度が一般的な目安とされています。
親族間ではより高額を包むことも珍しくなく、経済的に余裕がある場合や感謝の気持ちを込めたいときは1万円以上でも失礼に当たりません。
ただし、あまりに高額すぎると相手に気を遣わせてしまう可能性があるため、相手の立場や状況を考慮しながら調整することが大切です。
知人や友人の場合
友人や知人に対しては、3,000~5,000円程度が妥当な金額とされています。
親しい関係であれば少し多めに包んでも差し支えありませんが、高額すぎると相手が恐縮してしまうこともあります。
金額は気持ちを表す目安であるため、無理のない範囲で贈ることが大切です。
お金ではなく実用的な品物や菓子折りを選んでも喜ばれるケースが多いため、相手の性格や生活環境に合わせて工夫するとよいでしょう。
職場の方の場合
職場関係の方へのお見舞い金は、3,000円前後が一般的な相場です。
複数人で連名にする場合は、1人あたり1,000~3,000円を目安とすると負担になりにくいでしょう。
直属の上司や特にお世話になっている方には、やや多めに包むケースもあります。
職場では公平性も大切なため、同僚やチームで相談して金額を決めると安心です。
また、現金の代わりに花やギフトカードなどを添えて渡すのも、心遣いが伝わる方法の一つです。
近所に住む方の場合
近所の方へのお見舞いは、3,000円以内のちょっとした品物や菓子折りが好まれる傾向があります。
あまり高額なものを贈ると、かえって相手に気を遣わせてしまうため注意が必要です。
日持ちする菓子やタオル、飲みものなど、日常で役立つ消耗品を選ぶと負担なく受け取ってもらえます。
長年お世話になっている関係であれば、気持ちを込めてやや金額を上げても問題ありません。
大切なのは「心配しています」という気持ちが伝わることです。
QUOカード1枚で必要なものが買えて便利


お見舞いの品の相場は3,000円~5,000円程度が妥当と言われています。そのくらいの金額になると品物も大きくなりがちでお見舞いの品として贈る方も受け取る方もやや大変になりますが、QUOカードならかさばらずスマートに1枚から贈ることができます。ご本人の状態やスケジュールの都合で直接お見舞いの品を渡すことが難しいときでも、QUOカードなら郵送で贈ることができます。お見舞いの手紙を添えて贈れば相手をいたわる気持ちも伝わるでしょう。
そしてなにより、受け取った方が病院内のコンビニ等へ買い物に行くときに本当に必要なもの・欲しいものの購入に使えるので喜ばれること間違いなしです。
お見舞いのタイミングとマナーガイド
お見舞いは「早く会いたい」という気持ちだけでなく、相手の体調や状況を考えて行動することが大切です。
訪問の時期や渡し方を誤ると、思いやりのつもりがかえって負担になることもあるでしょう。
ここでは、お見舞いの適切なタイミングと基本的なマナーを解説します。
お見舞いのタイミング
お見舞いに行く最適なタイミングは、相手の容態が安定してからです。
入院直後や手術前後はご本人もご家族も不安定で慌ただしいため、その時期の訪問は避けましょう。
一般的には入院から数日経ち、3日~1週間ほど経過して落ち着いた頃が安心です。
訪問を決める前には必ずご家族や本人に連絡を取り、面会可能かどうか確認しましょう。
また、体調や治療の都合で長時間の面会が負担になる場合もあるため、短時間で切り上げる心遣いも必要です。
お見舞いのマナーガイド
お見舞いの際には、金額や封筒、言葉遣いなど細やかなマナーが存在します。
金額は関係性に応じた相場を参考にし、「4」や「9」など不吉とされる数字は避けましょう。
封筒は水引なしの白封筒、または結び切りを選び、表書きは「御見舞」と濃い黒のペンで記します。
お札は新札ではなく、折り目のあるきれいな旧札を用意するのが一般的です。
お見舞い当日は長居を控え、相手を思いやる言葉を添えて静かに渡しましょう。
多くの決まりごとがありますが、その根底には「相手の快復を願い負担をかけない」という思いが込められています。
ギフトに添える言葉・メッセージ例
お見舞いのメッセージは、相手との関係性や状況に合わせて表現を変えると気持ちが伝わりやすくなります。以下に文例をまとめました。
友人へ
「突然の入院の知らせに驚きました。どうか無理をせず、今はゆっくり治療に専念してください。元気なお姿を見られる日を心待ちにしています。」
祖父母や家族へ
「おばあちゃん、大丈夫ですか? みんな心配しています。早く回復して、また一緒に笑顔で過ごせる日を楽しみにしています。どうか今は安静にしてくださいね。」
職場の上司・取引先へ
「ご療養中とのこと、心よりお見舞い申し上げます。お仕事のことはどうぞご心配なさらず、まずは治療に専念され、一日も早いご快復をお祈り申し上げます。」
同僚や部下へ
「退院が近いと聞いて安心しました。しばらくは静養に努め、また職場で元気に再会できることを楽しみにしています。回復を心から願っています。」
お見舞いにQUOカードを贈った・もらった方の声
(原文ママ)
入院中は貴重品の管理で制限があったり体が不自由なことが多く、その場合のお買い物にQUOカードが喜ばれているようです。
QUOカードをおすすめする理由
(1)病院内のコンビニや身近なお店で利用できる
QUOカードは、病院内のコンビニやドラッグストア、書店といった身近なお店で利用できるというメリットがあります。
入院中や退院後の生活で必要なものの購入に使えるので、受け取った側が「もらったけど使いにくい」という事態に陥ってしまう心配がありません。
カードをそのまま使いたいお店に持っていくだけでOKなので、贈った相手に非常に喜ばれます。
さらに、残高が0になるまで繰り返し使えるので商品券と違っておつりが出るか、出ないか気にする必要がありません。高齢の方や子どもに持たせるのも安心です。

(2)コンパクトなので持ち歩きに便利
QUOカードはかさばらずコンパクトなので、さっと財布に入れて持ち歩くことができます。入院中の生活で財布を持ち歩きたくない方や、治療のために小銭やお札を出す動作が難しい方はQUOカードだけを持って買い物することができます。
レジで商品とともにQUOカードを出してお会計が終わった後に受け取るだけなので小銭の出し入れに苦労することがありません。

(3)買いやすいから贈りやすい
また、QUOカードはギフトを贈る側にもメリットがあります。
まずは、何よりも購入しやすいことが挙げられるでしょう。公式のオンラインストアですぐに購入でき、必要な分をすぐに手に入れることが可能です。他にも、カードの種類は限られますが、コンビニや本屋でも販売されているので、すぐに必要になったときにも安心です。

まとめ
お見舞いに行く際は入院中の相手を思いやる気持ちが大切です。
お見舞いに行くタイミングやマナーを事前に確認したうえで、相手の役に立つもの・喜んでもらえるものをお見舞いの品に選びましょう。
お見舞いの品に困ったときは、便利で誰にでも喜ばれるQUOカードを贈ってみてはいかがでしょうか。
公開日:2020年7月2日
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病気で入院中の父は財布等を貴重品なのでナースステーションに預けなくてはいけなく、病院内のコンビニでの買い物にいちいち出し入れが面倒そうだったので纏めて何枚かあげたところ、こんな便利な物があるのかと、とても喜んで使っていました。(男性・40代)
入院中、QUOカードをもらったことがあります。院内のコンビニで使用出来、その際に面倒なおつりのやりとりもなく、便利でした。点滴で繋がれ、手の痺れがあった私にとってカードで買い物出来るのは本当に有難かったです。(女性・40代)
私が入院中に病院にあるコンビニでも手軽に使用できるようにとクオカードを友人が送ってくれました。病院では、あまり、現金を持ち歩きたくなかったので、この気遣いにとても感謝しています。コンビニでは、本を購入したり、つまらない病院生活のちょっとした息抜きにぴったりでした。(女性・30代)
病院のお見舞いがコロナ禍で制限され会えなくなったので、売店で使えるQUOカードを贈りました。気分転換に使ってねと。 お花などを買って気分転換できたし部屋が明るくなったと喜んでもらえました。(女性・40代)