快気祝いと快気内祝いは違う?正しいマナーは?

2019年12月18日

病気やケガをして入院してしまったとき、仕事の面でフォローをしてもらったりお見舞いにきてもらったり、ということがあるはずです。
その後、無事に退院できた際には「快気祝い」「快気内祝い」といって、退院の報告とお世話になったお礼を兼ねたお礼の品を贈るのが一般的です。
そこで今回は、快気祝いや快気内祝いの基本とマナーについてご紹介します。

快気祝いと快気内祝いの違いは?

「〇〇祝い」「〇〇内祝い」は、何かの節目でのお祝いとお返しという意味で使われる言葉です。
しかし、「快気祝い」「快気内祝い」の場合だけ意味が異なります。「快気祝い」と「快気内祝い」はどちらも、病気やケガをした本人がお見舞いなどの心遣いをいただいた人に対して贈るものです。
入院中や療養中に仕事上でフォローをしてもらった方や実際にお見舞いに足を運んでくれた方には「快気祝い」もしくは「快気内祝い」を贈ります。
では、「快気祝い」と「快気内祝い」は具体的にどのような点で異なるのでしょうか。

快気祝いとは

「快気祝い」とは、病気やケガが全快してよくなった場合に、お見舞いに来てくれた人に感謝と報告を兼ねたお返しをすることです。入院や自宅療養をしていた人の病気がほぼ完治し、今後の通院が不要な場合には「快気祝い」を贈りましょう。
一般的には退院後1週間〜10日間以内に、退院の報告を添えた挨拶状と快気祝い品を贈ります。
快気祝いは「病気やケガがなくなったこと」を祝い報告するものなので、贈るものは「消えもの」が基本です。石鹸や洗剤、タオルなどの日用品、「滋養強壮をつけてください」という意味も持つ果物、普段はあまり買わないような高級菓子、相手に選んでもらえるQUOカードなどのギフトカードがおすすめです。
ただし金額がわかるQUOカードなどのギフトカードは、目上に贈ると失礼にあたる場合もあるので注意しましょう。

快気内祝いとは

対して「快気内祝い」とは、退院はしたものの全快には至らず、通院や自宅療養を続ける場合に贈るものです。
病気やケガの完治をお知らせして祝う「快気祝い」と異なる点はその部分です。

「快気祝い」も「快気内祝い」も、入院中・療養中のお見舞いやお世話になったことへの感謝の気持ちを表すものです。支えてくれた方へお礼の気持ちをしっかり伝えるようにしましょう。

全快祝い、御見舞御礼、退院祝いとは?

「快気祝い」と「快気内祝い」とは別に、「全快祝い」「御見舞御礼」「退院祝い」もあります。それぞれどのような意味を持っているのか、みていきましょう。

全快祝いとは

「全快祝い」は、「快気祝い」とほぼ同じ意味と考えてOKです。入院や療養をしていた人が完治した場合、お見舞いに来てくれた方やお世話になった方に対し、お礼と報告を兼ねて贈るのが「全快祝い」です。
全快という文字の通り、完全に良くなったことをお知らせするときに用いましょう。

御見舞御礼とは

「御見舞御礼」は「快気内祝い」と同じような役割を担うものです。退院はしたものの、自宅療養やリハビリが続く場合に用いるものです。
お見舞いをもらったけれど、しばらく入院が長引きそうな場合も「御見舞御礼」を贈りましょう。また、残念ながら本人が闘病の末に亡くなってしまった場合も「御見舞御礼」を贈るのが適しています。

退院祝いとは

ここまでは、病気やケガをした本人(亡くなった場合は親族)がお世話になった人やお見舞いにきてくれた方に対して贈る場合を紹介しました。
反対に「退院祝い」は、病気やケガをした人に対し、お見舞いが間に合わずに退院を迎えた場合や、全快ではないものの退院し、自宅療養や通院を続けられる場合に贈るものです。
「退院祝い」は、退院後1週間〜1カ月の間に贈るのが一般的です。

それぞれの熨斗の違いや、手紙、メールの書き方

それではここからは、それぞれにおける熨斗の違いなどのマナーをご紹介します。

熨斗や水引について

品物の表書きは、退院後の通院が必要ない場合は「快気祝」「全快祝」「御礼」とし、退院後に通院や自宅療養が必要な場合は「御見舞御礼」「快気内祝い」「退院内祝い」とします。下には病気やケガをした本人の名前を姓だけ入れるのが一般的です。
水引は、「病気やケガは一度きりであるように」という意味を込めて結び切りの5本か7本のものを用いましょう。
残念ながら療養中だった本人が亡くなってしまった場合には、「御見舞御礼」とし、熨斗ではなく無地の短冊を添えるのがマナーです。
レストランや会食、自宅にお世話になった方々を呼んでの快気祝いパーティを行う場合は、お礼の品を用意する必要はありません。もしそれでも何かモノを渡してお礼を伝えたいという場合は、消耗品を用意すると良いでしょう。

手紙の書き方

続いてはお礼の手紙の書き方をご紹介します。例文を参考に、自分の状況や相手との関係性に合わせてアレンジしてみてください。

「拝啓 〇〇の候 〇〇様にはご健勝のこととお慶び申し上げます。
入院中はご多忙の中わざわざお見舞いにお越しいただいた上、過分なお気遣いまで賜り厚くお礼申し上げます。
ご心配をおかけいたしましたが、おかげさまで〇月〇日に退院いたしました。
しばらくは自宅にて療養し体力の回復に努めますが、本復の際は改めてご挨拶にうかがいたいと存じます。
まずは略儀ながら書中をもって御礼かたがたご挨拶申し上げます。

敬具

平成〇年〇月〇日

なお内祝いの印として心ばかりの品をお送りいたしますので、何卒ご笑納くださいませ。」


メールでお礼を伝える場合の文例

続いては、メールにてお礼を伝える場合に押さえておくべきポイントをご紹介します。

  1. 件名はわかりやすく
    件名はわかりやすく記載するのがマナーです。「〇〇(本人の名前)より退院のご報告」や「〇〇よりお見舞のお礼」など、パッと見てお礼のメールということがわかるように書きましょう。
  2. お見舞いに来てくれたこと、お見舞いの品への感謝を伝える
    「先日はお忙しい中、お見舞いにお越しいただきありがとうございました。また、思いがけず過分なお心遣いをいただき、恐縮しております。」
  3. 直接伺って快気祝い・快気内祝いの品を渡せないことを詫び、送付したことを伝える
    「おかげさまで本日退院しました。本来であればお伺いしてお礼を申し上げるべきところですが、真っ先に退院のご報告をと思い、ご連絡した次第です。」
    「ささやかではございますが、快気祝いの品を本日お送りしました。どうかご笑納下さい。」
  4. 「今後ともよろしく」という旨を伝える
    「今後とも変わらぬご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。」


以上のポイントを押さえておくことで、しっかりとしたお礼メールを送れるはずです。相手との親しさによって言い回しを変えたり砕けた表現を入れたりと、適宜アレンジをしてくださいね。

いざというときに対応できるように

混乱してしまいがちな「快気祝い」と「快気内祝い」。しっかり基礎を押さえていざというときに対応できるようにしておきましょう。
お世話になったりお見舞いにきてくれた方への感謝の気持ちを込めて、退院した際には「快気祝い」「快気内祝い」はしっかりお贈りしてくださいね。

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