「冠婚葬祭」の意味と行事の種類・最低限知っておきたいマナーを解説

最終更新日:2023年8月16日

「冠婚葬祭」という言葉は知っていても、詳しい内容は曖昧という方も多いでしょう。
そこで今回は、冠婚葬祭の意味や含まれる行事、知っておきたいマナーを解説します。冠婚葬祭について、正しく理解しておきましょう。

  • 目次

冠婚葬祭の意味と含まれる行事

ここでは、冠婚葬祭の意味と含まれる行事について紹介します。

冠とは

冠婚葬祭の「冠」は、昔の元服に由来します。元服とは、男子が成人年齢を迎えたことを示す儀式で、証として髪を結い、初めて冠や鳥帽子をつけたことから「冠」の文字が使われるようになりました。
冠は、成人祝い以外にも出産や七五三、還暦なども含めて人生の節目にあたるお祝いを指します。また、叙勲や褒章(ほうしょう)も冠にあたります。

婚とは

冠婚葬祭の「婚」とは、結婚する2人の新しい門出を祝し、両家が親しく結ばれるご縁を喜ぶ婚礼の儀式を指します。

一般的に、結婚に関する行事の数々が婚にあたるため、縁談やお見合い、結納などの儀式も含まれます。
他には、仲人や世話人、結婚式に参列することなども婚にあたります。

葬とは

冠婚葬祭の「葬」は弔い全般を称したもので、故人の逝去を慎み、冥福を祈って別れを告げる儀式を意味します。

弔問や通夜、葬儀、香典など葬式に関することを指しますが、ほとんどは自分自身に関する儀式ではありません。亡くなったことを知らせる、または知らせを受ける行事の全般を指します。

地域や宗教、宗派ごとに決まりごとがありますが、事前に予測するのは難しいので、最低限のマナーを身につけておく必要があるでしょう。

祭とは

冠婚葬祭の「祭」は、さまざまな年中行事の総称を意味します。本来は、神仏や祖先の霊をまつることを指しますが、諸外国の風習や習慣が混在して現在のように独自に発展しました。
大みそかや正月、お彼岸やお盆、お中元や節分、ひな祭りや七夕など、幅広い年中行事が含まれます。

それぞれの地域に受け継がれてきた祭があるので、知識や準備を意識しておきましょう。

大人なら最低限知っておきたい冠婚葬祭のマナー

ここでは、大人なら最低限知っておきたい冠婚葬祭のマナーについて、結婚式と葬儀を中心に紹介します。

結婚式に招待されたときのマナー

結婚式は、人生の中でも特に輝かしい一大イベントです。結婚式に招待された際は、相手に失礼がないようにしなければなりません。

<招待状のマナー>

結婚式の招待状は、届いてから2~3日のうちに返事をしましょう。早めに返信をしなければ、先方が料理や引き出物の数量を判断できません。

黒い万年筆かボールペンを使って出席か欠席を〇で囲み、出席の場合は余白に「おめでとう」のメッセージを入れましょう。
欠席する場合は、先方に理解してもらえる理由を添えてください。

<服装のマナー>

結婚式に招待された場合は、正礼装や準礼装で参加するのがマナーです。

主役は花嫁なので、女性は純白の衣装を着用するのは控えてください。男性は黒のスーツが一般的です。
職場の同僚や友人として参加する際は、品のある華やかな装いをしましょう。

<ご祝儀のマナー>

ご祝儀は、披露宴の当日、受付に渡すのが一般的です。
相場は先方との関係性によって異なりますが、一般的には2〜10万円程度と言われています。

友人や会社の同僚であれば、3万円程度が目安となるでしょう。

葬儀や告別式に参列する際のマナー

結婚式に比べて、葬儀や告別式のマナーは宗教や宗派によって作法が異なるため、とても複雑です。

以下で、それぞれ見ていきましょう。

<香典のマナー>

香典は、通夜や葬儀、告別式に持参するのが一般的です。

自身の年齢にもよりますが、親族や親戚の場合は5〜10万円程度、会社の同僚や友人の場合は、5,000〜5万円程度が相場とされています。

<服装のマナー>

葬儀や告別式に参列する際の服装は、一般的に喪服を着るのがマナーです。女性はバッグや靴、ストッキングなども黒で統一しましょう。
学生やお子さんは、制服があればそれを着用してください。

<参列する際の振る舞い方>

葬儀や告別式に参列する際は、受付でまず一礼して「この度はご愁傷様です」とお悔やみの言葉を手短に述べます。

その後、香典を両手で差し出して芳名帳に記帳します。焼香や読経、喪主の挨拶などが済んだら、あまり長居をせずに帰宅するのがマナーです。

QUOカードはさまざまな冠婚葬祭に贈りやすい

QUOカードは金額やデザインが豊富なので、さまざまな冠婚葬祭にお使いいただけます。

文字やロゴを入れたり好きな写真でオリジナルカードを作ったりと、お祝いだけでなくお返しやお礼、挨拶、記念品としても大変重宝します。お子さんやご家族の写真をオリジナルのQUOカードにして、七五三や還暦のお祝いに贈りませんか。

のし紙や名入れ、カードケースもつけられるので、あらたまったシーンのギフトとしてもおすすめです。

冠婚葬祭のギフト選びに悩んでしまった際には、ぜひQUOカードをご検討ください。


公開日:2023年8月16日

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