出産祝いの金額相場はどれくらい?出産祝いに渡したら喜ばれるギフト5選【上司・部下・友人知人・親戚】

人生において最もおめでたい出来事のひとつともいえる出産。会社に勤めていると上司や同僚、部下が妊娠・出産することがありますよね。
新しい命が生まれた喜びもつかの間、出産後は自分の体調が回復しないうちから新生児のお世話をしなければならないなど、大変なこともたくさんあるのが事実です。そのため、お祝いをする際はマナーを守ったうえで、タイミングをはかって渡しに行く必要があります。
今回は出産祝いを贈る際に気をつけるべきこととおすすめのギフト、そしてその相場についてご紹介します。

  • 目次

出産祝いを贈る際に気をつけることは?

まずは出産祝いを贈る際に気をつけるべきことをご紹介します。

いつ贈るのがベスト?

出産祝いを贈る時期は、「お七夜」から「お宮参り」までの間が好ましいといわれています。「お七夜」から「お宮参り」とはつまり、産後1週間から1カ月の間です。
早く赤ちゃんに会いたい気持ちから出産直後にお祝いを持って駆けつける人もいますが、出産直後の母体は交通事故にあったときと同じほどのダメージがあるといわれるほど不安定です。そのため、お母さんの体調回復を1番に考えましょう。
出産後は、出産日を含めて1週間から10日間ほど入院するのが一般的です。出産祝いは1週間後から1カ月以内にとはいわれていますが、1週間ではまだ回復しきっていないお母さんもいます。大体2〜3週間後を目安に訪問して渡す、もしくは配送するのがいいでしょう。
また、出産祝いを渡す日はお日柄のいい日をチョイスすると、お祝いの気持ちがより伝わります。お日柄のいい日とは、「先勝」・「友引」・「先負」・「仏滅」・「大安」・「赤口」からなる六曜のうち、「大安」・「先勝」・「友引」のことを指します。

出産祝いを贈るときのNGマナーは?

うれしい気持ちが先走って出産前に出産祝いを贈りたくなりますが、それはNGです。出産は必ずしも何事もなく成功するとは限りません。リスクも考え、「母子ともに無事だ」と連絡をもらうまではお祝いは贈らないことをおすすめします。
また、出産祝いを贈る際は相手の状況への配慮が必要です。自宅に訪問するにしても配送するにしても、事前に連絡をして相手の予定を確認しましょう。どちらの場合も早朝や食事時は避けるのがおすすめです。何日の何時頃に訪問するのか、配送する場合は何日の何時に到着するのかを前もって伝えておけば、相手も調整しやすいはずです。そして、訪問する当日に再度連絡を入れ、赤ちゃんとお母さんの体調を確認するようにしましょう。
基本的に出産祝いで贈ってはいけないものはありません。しかし、一般的にタブーとされている、弔事に使用される「日本茶」や縁を切ることを連想させる「刃物」などは避けることをおすすめします。
また、出産祝いのメッセージでは、「きる」「たえる」「なくなる」などの言葉は使わないよう意識するのもマナーです。

直接お祝いを贈る場合

直接家に訪問して出産祝いを渡すのは、ごく親しい間柄以外は遠慮する方が良いでしょう。
母体の回復に時間がかかるので、産後2〜3週間後を目安に予定を伺うのがおすすめです。訪問時はお母さんの体調を考え、長居をするのは避けましょう。
また、自分が体調を崩してしまった場合は事情を説明してキャンセルします。産後すぐは赤ちゃんもお母さんもデリケートな時期なので、万全の体調ではない場合は遠慮しましょう。

配送でお祝いを贈る場合

配送で出産祝いを贈る場合は、事前に対応しやすい時間帯を相手に伺っておくのがマナーです。またなるべく手を煩わせないように、処理しやすい簡易包装で届けてもらえるよう注文の際に頼んでおくのも良いでしょう。

一般的にはお祝いは直接手渡しをした方が良いといわれていますが、出産祝いは配送の方がおすすめです。お祝いの対応に時間と体力を使わせないようお祝いは配送にして、少しゆとりが出てきてから遊びにいくのがおすすめです。

出産祝いの相場はどれくらい?

出産祝いの相場は、相手との関係性によって大きく異なります。ここでは、贈る相手ごとに出産祝いの相場を見ていきましょう。

先輩への出産祝い

職場の先輩への出産祝いは、5,000〜1万円が相場です。職場やプライベートなど、普段お世話になっている度合いで判断してください。気持ちが伝われば、5,000円程度でも十分なお祝いになるでしょう。

同僚への出産祝い

職場の同僚への出産祝いの相場は3,000〜5,000円ですが、金額を合わせるため、周囲の人と相談するのがおすすめです。
連名で準備するなら、1人あたり1,000円を目安に選ぶとよいでしょう。

家族への出産祝い

家族への出産祝いは、親から子どもへ贈る場合と兄弟姉妹へ贈る場合の2パターンを紹介します。

<親から子どもへ贈る場合>

親から子どもへの出産祝いは、つい嬉しくて金額も高額になりがちです。3〜10万円が相場ですが、高額な出産祝いを贈ると子どもに負担がかかってしまうため、事前に「お返しは不要」と伝えておくとよいでしょう。

<兄弟姉妹へ贈る場合>

兄弟や姉妹へ贈る出産祝いの相場は、1〜5万円とされています。
自分の兄や姉に子どもが生まれた場合は1〜2万円程度、弟や妹に子どもが生まれた際の出産祝いは2〜3万円を目安にするなど、自身の年齢や社会的な立場、交流する頻度によって決めるのが一般的です。

親族やいとこへの出産祝い

親族やいとこへの出産祝いは1~3万円程度が相場で、相手との間柄や付き合いの頻度で決めましょう。

<親族へ贈る場合>

出産の報告を電話で受けるような間柄であれば、1万円程度が目安です。家族ぐるみでの付き合いがあるようなら、もう少し高い金額でも構いません。

<いとこへ贈る場合>

いとこへ出産祝いを贈る場合は、お互いの年齢で決めるのが一般的です。年齢が若ければ、1万円程度でも失礼にはなりません。

<甥や姪へ贈る場合>

甥や姪へ出産祝いを贈る場合、普段のかかわり方や相手の親との関係性で決めるのがよいでしょう。基本的な相場は5,000〜1万円程度なので参考にしてみてください。

友人や知人への出産祝い

友人や知人へ贈る出産祝いの相場は、3,000~1万円が相場です。金額を決める際は、仲のよさや年齢などがポイントとなるでしょう。

<仲のよい友人へ贈る場合>

仲のよい友人へ出産祝いを贈る場合は、相手との親密度や年齢で金額を決めるのが一般的です。相場は3,000〜1万円ですが、年齢が若ければお互いの負担を考慮して3,000円程度でも十分と言えます。

<知り合いへ贈る場合>

近所の人やちょっとした知人に出産祝いを贈る場合は、3,000~5,000円程度が相場です。普段あまり親しくしていない相手に高額な出産祝いを贈ると、かえって相手に気を遣わせてしまうため、金額には配慮しましょう。

出産祝いを贈るときのマナー

出産祝いを贈る際、メッセージの言葉選びや水引の色と数など、いくつかのマナーに注意しなければなりません。ここでは、出産祝いを贈るときの基本的なマナーについて紹介します。

高額な贈りものは避ける

あまりに高額な出産祝いを贈ると、相手が恐縮したり、内祝いが大変になったりと、かえって迷惑をかけてしまいます。特に、普段親しくしていない知人に贈る場合は、金額よりも気持ちが伝わる演出を意識して渡すとよいでしょう。

メッセージは言葉選びに注意する

出産祝いに添えるメッセージの言葉選びは重要です。赤ちゃんの育ち方はさまざまなので、「大きく育って」や「立派な男の子に」といった成長に関係する言葉はできるだけ避けましょう。
よかれと思って選んだ言葉でも、傷ついてしまう親もいます。「幸せ」や「嬉しい」など、ポジティブな言葉を意識して選んでください。

水引の色と数

出産祝いの水引は、「繰り返し起きてほしいお祝い」として、蝶結びを選ぶのがマナーです。色は紅白で、5本または7本のものがふさわしいですが、一般的な出産祝いであれば5本でもかまいません。

表書きの文字

出産祝いの表書きを、「出産御祝」と4文字で書くのは縁起がよくないとされています。「御」を加えた奇数の形にすれば、失礼にあたることはないでしょう。しかし、現在はあまり気にされないので、そこまで気を遣う必要はないかもしれません。
一般的なマナーとしては、「御祝」を選ぶのが無難です。

出産祝いにかけるのし

日本では昔から、「礼を尽くす」という意味で、贈りものにはのしをかけるのが大切なマナーとされてきました。のしには包装紙の上からかける「外のし」と、直接贈りものにのしをかけて包装紙で包む「内のし」があります。
出産祝いを手渡しするなら「外のし」、配送する場合は「内のし」を選びましょう。


出産祝いの基本マナーはこちらからもご確認いただけます。

喜ばれる出産祝いギフト紹介

最後は、出産祝いのギフトとして喜ばれるものをピックアップしてご紹介します。

ベビー関連の必需品

ベビー関連の必需品は出産祝いの贈り物として定番です。ベビーウエアやスタイ(よだれかけ)、タオルと何枚あっても困らないアイテムを選ぶとより良いでしょう。

おむつケーキ・おむつBOX

おむつも、スタイやタオルのように何枚あっても困らないアイテムです。おむつケーキやおむつBOXなど、見た目がキュートかつ実用的な商品だとより喜んでもらえるでしょう。

おもちゃ

おもちゃも出産祝いに適しています。予算別に豊富に用意されているので、贈る方も選びやすいところがポイントです。

ベビーギフトセット

ベビーグッズがギフト用にセットになった商品も、出産祝いにぴったりです。
カラーや素材、価格帯別にセットを選べるので、あげる方も選びやすくもらう方にも喜んでもらえます。

金券・ギフト券

贈り物選びに迷ったら使い道を相手に委ねられる金券やギフト券がおすすめです。
出産祝いとなると生まれてきた赤ちゃん向けのギフトを探してしまいがちですが、赤ちゃんが触れるものにこだわりを持つ方も中にはいらっしゃいます。何を贈るか迷ったら、慣れない育児に奮闘しているお母さん向けのご褒美として金券やギフト券を贈るというのも喜ばれます。
なかでもQUOカードは、コンビニ、ドラッグストア、書店、カフェなど、なかなか遠出が難しい育児中のお母さんでも身近なお店で自由に使い道を選べるためおすすめです。

出産祝いにQUOカード・QUOカードPay

QUOカードは、身近なお店で自由にお買いものに使えるため、出産後すぐに必要になるおむつやベビー用品、絵本の購入もできるほか、コンビニやカフェでお母さん自身のために使うことができ、出産祝いのギフトとしてもおすすめです。豊富な金額・デザインから選べ、写真やメッセージを入れるなどカスタマイズすることもできるので、出産祝いの気持ちが伝わりやすいでしょう。300円~1万円券まであり、メインのプレゼントにちょっとプラスしたい時にも予算に合わせて贈ることができます。

手軽に贈りたいならQUOカードPayもおすすめ

QUOカードPayは、アプリのダウンロードや個人情報の登録が不要で、スマホがあれば誰でも簡単に使うことができます。
メールやSNSなどオンラインで送付でき、遠く離れた場所からすぐにプレゼントが可能です。住所を知らない、相手が忙しそうで渡すタイミングが掴めない、という時にも役立つでしょう。
オリジナルデザインでメッセージと一緒に贈ればお祝いの気持ちが伝わります。
育児中のお母さんにも嬉しい幅広いお店でお買いものに使えるため、きっと喜ばれるでしょう。

出産祝いは、お相手の事情に配慮しながら

出産祝いは、お母さんと赤ちゃんの負担にならないようにタイミングを見計らうなど、お相手の事情に配慮しながら、相手に喜んでもらえるものを選びましょう。

公開日:2019月11月13日

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