【年齢別】入学祝いには何を贈ればいい?マナーや人気ギフトをご紹介!
最終更新日:2022年3月09日
入学シーズンには入学祝いとしてお子さんの門出を祝います。
相手の年齢によって入学祝いに相応しいものは変わりますので、悩んでいる方もおられるのではないでしょうか。
そこで今回は入学祝いについてのマナーとともに人気のギフトをご紹介します。
入学祝いを贈る予定がある方はぜひご一読ください!
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目次
入学祝いは親しい身内間で行われ、姪や甥くらいまでに渡すのが一般的です。しかし、友人や職場の同僚などのお子さんに贈っても問題はありません。
入学祝いは相手との関係性やお子さんの年齢によって相場が変わります。また、あまり高額になると相手を困らせてしまうこともあるので、事前に相場を確認してから贈ると安心です。
小学校の入学祝い
贈る相手 | 相場 |
---|---|
孫 | 10,000〜50,000円 |
親戚 | 5,000〜30,000円 |
その他 | 3,000〜10,000円 |
小学校の入学祝いは、入学後に必要となるものが比較的イメージしやすいので、お金と一緒に品物を贈るケースも少なくありません。贈る相手が孫ならランドセルや学習机、親戚なら文房具や本が買えるギフトカードなどが選ばれています。
中学校の入学祝い
贈る相手 | 相場 |
---|---|
孫 | 10,000〜100,000円 |
親戚 | 5,000〜30,000円 |
その他 | 3,000〜10,000円 |
中学校の入学祝いは、孫に送るお祝いの額に差が出やすくなります。これは、好きなものを買うようにと孫に直接お小遣いとして渡す場合と、制服代などの入学準備の援助として親に渡す場合に分かれるためです。お小遣いであれば10,000円程度、援助であれば100,000円程度になることも珍しくありません。
また、現金ではなく部活などで必要な道具などを買ってあげるというケースもあり、相場にはかなりのバラつきがあります。
高校の入学祝い
贈る相手 | 相場 |
---|---|
孫 | 10,000〜100,000円 |
親戚 | 10,000〜30,000円 |
その他 | 3,000〜10,000円 |
相場としては中学校の入学祝いと変わりませんが、高校の入学祝いの方が中学校に入学するときより金額を増やしているというケースがほとんどです。
現金以外の贈りものをする場合は、電子機器を贈ることもあります。しかし、高校生になると趣味嗜好が強くなるため、贈りものを選ぶのが難しくなります。
そのような場合は、商品券やQUOカードを贈り、自由に使ってもらうのがおすすめです。
大学の入学祝い
贈る相手 | 相場 |
---|---|
孫 | 100,000〜300,000円 |
親戚 | 10,000〜50,000円 |
その他 | 3,000〜30,000円 |
大学生になると、一人暮らしなどの新生活に必要なお金を入学祝いで援助するケースがあるため、相場が高額になります。特に、孫に贈る場合は300,000円を超えることもあるようです。
また、現金以外の品物を贈る場合は、腕時計や学業に欠かせないパソコンなどをリクエストされ、その全額もしくは一部を負担するというケースもあります。
相場はあくまでも目安に過ぎません。友人など相手から入学祝いをもらったことがある場合は金額を合わせたり、親戚同士ならあらかじめ金額を決めておいたりするとよいでしょう。あまり相場に左右されず、お祝いの気持ちを伝えることが大切です。
入学祝いは基本的に親しい間柄で行われるものなので、特に細かいルールなどはありません。しかし、お祝いごとに変わりはないので、渡す時期や品物などのマナーに配慮して贈りましょう。
入学祝いを渡す時期
入学祝いは、早すぎても遅すぎても失礼に当たります。渡す時期は3月の初旬から中旬で、遅くても入学の1週間前には渡すようにしましょう。もしこの時期を過ぎてしまった場合は、手紙などを添えてお詫びとお祝いの気持ちを伝えるとスマートです。
また、卒業祝いと入学祝いを渡すタイミングが同じでも問題はありません。
ただし、入学祝いを渡す際、特に注意しなければならないのが、受験の場合は合否が出てからお祝いを渡すということです。たとえ第一志望に進学しない場合でもお祝いの方法は変わりませんので、新しい門出を快くお祝いしましょう。
入学祝いののし
入学祝いものしをつけて贈るのがマナーです。贈るものが現金や商品券、その他の品物でも、水引は「紅白の蝶結び」、表書きは「祝御入学」です。
そもそも水引とは、慶事や弔事の際の贈りものなどに使用する飾りです。さまざまな種類があり、「結び方」や「色」を用途に応じて使い分ける必要があります。
水引の種類や意味、用途を2つ紹介します。
<蝶結び(花結び)>
何度も結び直せることから、出産やお礼、お歳暮など「何度あってもよいこと」の際に使用します。何度も繰り返してはいけないとされる結婚祝いやお見舞いなどには適しません。
<結び切り(真結び)>
水引の中心を固く結び、結び目の先が上を向いているのが結び切りです。蝶結びとは真逆の意味で、1度結んだら解けない、つまり同じことを繰り返さないようにという意味が込められています。結婚式のご祝儀やお見舞いなどに使用します。
また、水引の色にもそれぞれ意味があります。
- 紅白:お祝いごとやお見舞いなど、慶事全般で使用
- 金銀:「一度きり」という意味が含まれているため、結婚や長寿などの特別な場合に使用
- 黒白:香典やお供えなど、仏事全般で使用
のしには表書きも必要です。表書きとは贈りものの目的を記すことで、水引を境にして上段に目的を、下段に贈る人の名前をフルネームで記入します。
入学祝いの場合、幼稚園入学なら「祝御入園」、小学校以上なら「祝御入学」や「入学御祝」などです。
渡すのは避けたほうがいいものはある?
入学祝いの贈りものとして避けたほうがよいものは以下の通りです。
<割れもの>
食器や鏡など、「壊れる」というマイナスのイメージを持たれやすい割れものは避けたほうが無難です。ただし、最近ではあまり気にする人がいないので、お子さんが欲しいというものであれば贈っても問題ありません。
<刃物>
刃物は「縁が切れる」ことを連想させるため、お祝いには不向きです。
<日本茶>
弔事の香典返しの代表である日本茶は仏事のイメージが強いため、避けましょう。
その他にも、食器セットなどを贈る場合は、4、6、9のように縁起の悪いとされる数にならないように注意が必要です。
どんなものを選べばいい?
入学祝いの品物を選ぶ場合は、基本的にはお子さん本人が好きなものを選びましょう。本人に直接欲しいものを聞けば失敗がありません。ただし、ゲームやブランド品のように入学と直接関係のないものや嗜好性の強いものは、親に相談をしてから決めたほうがよいでしょう。
また、入学の際には必要なものが多くお金がかかるので、お子さんの年齢に応じて実用性の高いものを贈ると、親からも喜ばれます。贈ったものを喜んで使ってもらえれば贈る側も嬉しいですよね。
ここからは、入学祝いのおすすめ人気ギフトを年齢別に紹介します。どれも実用性の高いものなのできっと喜ばれるでしょう。
小学生におすすめの入学祝い
小学生に贈るなら、鉛筆やふで箱、ノートなどの文具類がおすすめです。毎日使うものなので、喜ばれる贈りものです。どれがいいかをお子さんと一緒に選んでみてはいかがでしょうか。
ただし、学校によっては指定の文具がある場合や、キャラクターものを禁止する場合もあるので、事前に確認してから購入しましょう。
また、最近では名入れアイテムも人気があります。名入れとは、文具などにお子さんの名前を印刷することです。特別感があるため、贈りものとして喜ばれているようです。
祖父母が贈るものとしては、ランドセルや学習机などが定番で、高価なものが選ばれています。
その他にも、お子さんの趣味に合わせて図鑑や地球儀を贈るケースや、自分で時間管理ができるようにと目覚まし時計や腕時計を贈るケースも増えているようです。
中学生におすすめの入学祝い
中学生はランドセルを卒業し、学校指定の鞄以外に自分用の鞄を使える場合もあるため、通学用の鞄、文具類、時計などが贈りものとして最適です。お子さんの好みをリサーチするか、一緒に探して選ぶと間違いありません。
また、文具類は中学生にも定番の贈りものです。小学生のように鉛筆ではなく、シャープペンシルやボールペンのように少し大人っぽいアイテムを贈ると喜ばれるでしょう。
男の子には、通学や部活などでも活用できる腕時計が人気のようです。
高校生におすすめの入学祝い
高校進学を機に、公共交通機関を利用して通学するお子さんが増えます。定期入れや通学用の鞄、お財布などはマストアイテムなので失敗するリスクがありません。
選び方のポイントとしては、お子さん自身では買えないような、やや高級なものを選ぶことです。本革やブランド品などを贈ることもあるかもしれませんが、長く大切に使ってもらえるのであれば検討してみてもよいでしょう。
このくらいの年齢になるとこだわりが強くなるので、欲しいものを確実に聞き出しておく必要があります。
大学生におすすめの入学祝い
大学生の場合は入学してすぐに使えるものを贈る場合と、社会人として欠かせないものを贈る場合の2つのケースに分かれるようです。
前者の場合は、新生活を始めるうえで必要な家具や冷蔵庫などの電化製品、通学用の自転車などが人気です。必要なものはたくさんあるので選択肢が多く選ぶのに困りません。
後者の場合は、スーツや靴のほか、財布や名刺入れ、アクセサリーなどで、やや値段が高くても長く使えるものが選ばれています。大人の仲間入りを実感できる贈りものが定番のようです。
入学祝いはお子さんの新しい門出を祝う大切なイベントです。マナーやポイントを押さえ、喜ばれる贈りものをしたいですよね。もし贈りものに迷うような場合は、QUOカードを検討してみてはいかがでしょうか。コンビニや書店などで使えるので実用性が高く、もらって困ることがないので入学祝いにおすすめの贈りものです。
公開日:2022年3月9日
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