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「X(旧Twitter)のフォロワーを増やしたい」「新商品やサービスの認知度を一気に高めたい」――。
企業のマーケティング担当者様であれば、一度はこうした課題に直面したことがあるのではないでしょうか。
その強力な解決策となるのが、X(旧Twitter)を使った「リツイート(リポスト)キャンペーン」です。

今回は、クオカードメディア編集部のIが、リツイートキャンペーンの概要やメリットからやり方、注意点、成功のコツまでを詳しく解説。「具体的に何から始めればいいのだろう?」「法律やプラットフォームの規約で気をつけることは?」といった不安や疑問に応えます。

この記事を読むことで、効果的なキャンペーンを企画・実行するためのノウハウが身につき、自信を持って施策に取り組めるようになるはずです。



X(旧Twitter)のリツイートキャンペーンとは

リツイートキャンペーンとは、X(旧Twitter)において、企業や団体が自社の公式アカウントで投稿したツイートをユーザーにリツイートしてもらうことで、参加条件を与えるキャンペーン施策をいいます。

例えば、「この投稿をフォロー&リツイートしてくれた方の中から抽選で10名に〇〇をプレゼント!」といったような企画で行われます。

ちなみに、リツイートとは他のユーザーの投稿を自分のアカウントで再投稿する機能を指します。現在は「リポスト」と名称が変更されており、リポストキャンペーンとも呼ばれます。

参加のハードルが低く難しい仕組みもいらないため、SNSキャンペーンの中でも特に手軽で拡散性が高い施策として広く活用されています。



リツイートキャンペーンの種類

リツイートキャンペーンといっても、実際はリツイートのみで参加できるキャンペーンは少なく、リツイートに「フォロー」や「いいね!」を組み合わせたキャンペーンが一般的です。

目的やターゲットに応じたキャンペーンのやり方を選ぶことで効果を高められます。
そこで、これまで多くのキャンペーンに携わってきた株式会社クオカードAさんにお話を伺いつつ、リツイートキャンペーンの種類について解説していきます。



フォロー&リツイート型

フォロー&リツイート型は、リツイートキャンペーンの中でも最も広く活用されている形式です。参加条件は「公式アカウントをフォローすること」と「指定ツイートをリツイートすること」の2点のみ。シンプルでユーザーが気軽に参加できるのがポイントです。

株式会社クオカードのAさんによると、フォロー&リツイート型は、「とにかくアカウントのフォロワー数を増やしたいとき」「商品やサービスの認知度を短期間で拡大したいとき」におすすめの施策なのだそう。
新規アカウントの立ち上げ時やフォロワー獲得をKPIとしている場合にはぜひ検討したい施策といえるでしょう。
また、フォローとリツイートで多くの人に情報が届くことで、新製品発売時などに話題創出を狙えます。
公式アカウントをフォローしてもらうことで、今後も自社の情報を届け続けることができるため、継続的な情報発信の基盤を作れるのも利点です。



いいね!&リツイート型

いいね!&リツイート型は、参加条件を「対象ツイートへのいいね」と「リツイート」に設定する形式です。
フォローを必須としない分、よりユーザーにとって参加しやすい特徴があり、幅広い層にアプローチできます。
Aさんが話すいいね!&リツイート型の特徴は、「フォローが条件でない分ユーザーが気軽に参加でき、インプレッションや拡散の初速を上げられる」こと。投稿のエンゲージメントを増やしたいときに効果を発揮します。
また、Aさんによると、「『Aが欲しい人はいいね、Bが欲しい人はリツイート』といった条件を設定することで、ユーザーの好みをリサーチするマーケティングにも活用できるといった利点もある」とのことで、ユーザーの嗜好や商品を好むユーザー属性を調べたいときにもぜひ検討したい施策です。



引用リツイート型

Aさんが「商品やサービスに対する感想や口コミを集めたいときに最適」と話すのが、引用リツイート型。ユーザーがキャンペーン対象ツイートをリツイートする際に、自分のコメントや意見を添えて拡散する形式です。
ユーザーがコメント付きでリツイートするため、商品の良さを自然に広めてくれるのが特徴です。
単なるリツイートよりも参加者の主体性が強く現れるため、ブランドや商品の印象を「ユーザー自身の言葉」で伝えてもらうことができます。
また、Aさんは「ユーザーのコメントを今後の商品開発等に活かせる」「ユーザーに『感想を言葉にする』という行動を促すことで、愛着やエンゲージメントを高められる」といったメリットも挙げています。



リツイートキャンペーンのメリット

リツイートキャンペーンは購入や会員登録を必要としないため、ユーザーにとって気軽に参加できるのが魅力。それだけでなく、実施する企業側にも多くのメリットがあります。



応募数を獲得しやすい

前述のとおり、リツイートキャンペーンは応募方法がシンプルでユーザーが参加しやすいのが特徴。複雑な会員登録やフォーム入力を伴うキャンペーンに比べ、心理的ハードルが低いため、多忙な人や普段キャンペーンに参加しない層も巻き込みやすいのです。
その結果、応募数を短期間で増やしやすく、自然と拡散の規模も大きくなります。
初めてSNSキャンペーンを実施する担当者にとっても、参加者数を確保しやすいことは大きな安心材料となり、導入のしやすさという点でも優れた選択肢といえます。



拡散されやすく認知拡大に効果的

リツイートキャンペーンは、SNSならではの拡散力を最大限に活かせる施策です。
ユーザーが対象の投稿をリツイートするだけで、その情報はフォロワーのタイムラインに流れ、多層的に広がっていきます。この拡散の連鎖により、広告を出さずとも短期間で多くの人にリーチでき、結果的に商品の認知度やブランドの存在感を高める効果が期待できます。

さらに、第三者であるユーザーの行動を通じて情報が広がるため、従来型の広告よりも自然な口コミ的要素が加わり、受け取る側に信頼感を与えやすいというメリットもあります。



費用対効果がよい

リツイートキャンペーンは、通常の広告施策より費用を抑えやすいことでも注目されています。
例えばテレビCMなどのマスメディア広告やリスティング広告など、Web広告では莫大な出稿費用がかかることがあります。一方、リツイートキャンペーンは自社の公式アカウントに投稿するだけなので出稿費用が削減でき、景品や運営コストを工夫することで比較的低予算でも実施可能です。
また、拡散はユーザーによって自然に行われるため、広告費を投じて広める以上の効果を得られることもあります。
結果として、投資額に対して多くの応募者数や認知度拡大を見込めるため、費用対効果の面で優れた施策と評価されます。特に中小規模の企業や、テスト的にマーケティングを実施したいケースでも取り入れやすい方法といえるでしょう。



実施難易度が低い

リツイートキャンペーンは、SNSの基本機能だけで完結できるため、他のデジタル施策と比べて実施難易度が低いのが大きな利点です。
特別なシステムや複雑な設定を導入する必要がなく、キャンペーンの投稿内容や応募条件を明確に決めるだけで開始できます。そのため、マーケティング施策の経験が少ない担当者でも実行しやすく、導入ハードルが低いといえます。
さらに、SNS上で完結するため管理が容易で、進行中のキャンペーン状況をリアルタイムで把握しやすいのも特徴です。
ただし、実施が容易である反面、効果を最大化するには「目的の明確化」や「効果測定」が欠かせません。単に実施するだけでは成果が不十分になる可能性もあるため、企画段階から成果を測定できる指標を設定しておくことが重要です。



リツイートキャンペーンのやり方・手順

リツイートキャンペーンを実施するにあたり、やり方・手順を知っておきましょう。
基本的には、次のようなステップで進めます。

  1. キャンペーンの目的・目標を決める
  2. キャンペーンの詳細内容を決める
  3. キャンペーンツイートを作成・投稿する
  4. キャンペーンの効果検証を行う



①キャンペーンの目的・目標を決める

リツイートキャンペーンを始める際に最も重要なのは、目的と目標を明確にすることです。例えば「新商品の認知度を高めたい」「公式アカウントのフォロワーを増やしたい」「特定サイトへの流入を促進したい」といった目的を設定します。加えて、効果を測定するために「リツイート数」「フォロワー増加数」「応募件数」などの具体的な指標を決めておくことが欠かせません。
目的が不明確なまま実施すると、成果が曖昧になりがちです。また、あらかじめ数値化できるゴールを設定しておくことで、効果検証が容易になり、次回の改善にも役立ちます。



②キャンペーンの詳細内容を決める

目的を定めたら、次に参加条件や景品内容、実施期間などの詳細を設計します。
参加条件は「リツイートのみ」「フォローとリツイート」「引用リツイート」など形式を選び、参加者が迷わないように明確に提示することが重要です。
また、景品はターゲット層の関心を引くものであるほど効果的であり、応募意欲の向上につながります。
期間については短すぎると拡散が広がらず、長すぎると関心が薄れるため、数日から数週間程度が適切です。
これらの要素を整理することで、参加しやすく、かつ目的達成につながる設計が可能になります。

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③キャンペーンツイートを作成・投稿する

企画内容が固まったら、実際にキャンペーンを告知するツイートを作成します。
投稿文は「誰が見てもすぐに参加方法が理解できる」ことが大切で、条件や締切日、景品内容を簡潔にまとめる必要があります。さらに、視覚的に目を引く画像や動画を添えることで、ユーザーの関心を高められます。
投稿タイミングも重要で、ターゲットがアクティブな時間帯を選ぶことで拡散力が向上します。加えて、期間中にリマインド投稿を行うと参加者を増やしやすく、拡散の勢いを持続できます。告知の工夫次第で成果が大きく変わるため、戦略的な投稿設計が求められます。



④キャンペーンの効果検証を行う

キャンペーン終了後は、必ず効果検証を行いましょう。設定した目的や目標に照らして、リツイート数、応募者数、フォロワー増加数などを集計・分析します。さらに、参加者の反応やコメント内容を確認することで、ブランドイメージや認知度向上の手応えを測ることも可能です。
効果が想定より低かった場合は、参加条件が複雑すぎなかったか、景品がターゲットに合っていたかなどを振り返り、改善点を抽出しましょう。このプロセスを繰り返すことで、次回以降の施策精度が高まり、より効果的なキャンペーンへと発展させることができます。



リツイートキャンペーンを行ううえでの注意点

リツイートキャンペーンを実施するうえで注意したいのが、「X(旧Twitter)のガイドライン」と「景品表示法」。これらに違反すると、キャンペーン自体中止となる可能性があるので事前確認が重要です。
また、「応募条件」と「キャンペーン実施後の対応」にも配慮が必要です。

以下でそれぞれ詳しく解説します。



X(旧Twitter)のガイドラインに違反しない

X(旧Twitter)では「キャンペーンについてのガイドライン」を制定しています。
ガイドラインでは、以下5つの項目が示されています。

複数アカウントを作成させない

キャンペーン応募を目的に複数のアカウントを作成させることを禁止しています。違反するとすべてのアカウントが凍結され、当選資格も失われます。必ず応募条件に明記する必要があります。

同一ポストの繰り返し禁止

同一の内容やリンクを繰り返し投稿する行為はルール違反とされ、検索結果の品質を損ないます。リツイートキャンペーン実施の際は、1日複数回の応募は無効と明記することが推奨されています。

主催者アカウントの記載

応募を正確に確認するため、投稿内に主催者の@ユーザー名を含めることが望ましいとされています。これにより通知からすべての応募を把握できます。

関連ハッシュタグの活用

応募投稿にはキャンペーン名や企業名など、関連性のあるハッシュタグを使用するよう推奨されています。無関係なタグを強いる行為は違反となる可能性があります。

Xルールの遵守

ガイドラインは参加者だけでなく主催者側にも適用されます。実施前に必ずXルールと検索のベストプラクティスを確認することが求められています。

これらのルールに著しく違反した場合、キャンペーン自体が無効になる可能性もあります。
キャンペーン実施前に必ず確認しましょう。



景品表示法に違反しない

リツイートキャンペーンを行う際には、「景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)」に違反しないよう注意が必要です。
景品表示法は、景品や広告の表示で、消費者をだますような誇大表現や過大な景品提供を禁止する法律です。景品表示法では、懸賞の参加条件により、提供できる景品の上限が定められている場合があります。
フォロー&いいね!やフォロー&リツイートのみで参加できるオープン懸賞(参加に来店や商品の購入などの取引を必要としないもの)の場合は景品表示法の規制を受けないため提供できる景品の上限額は定められていませんが、クローズド懸賞(参加に来店や商品の購入などの取引を必要とするもの)では取引価額に応じて景品の上限額が定められています。この定められた上限額を超えないような景品設定が必要です。

また、「必ず当たる」と誤認させる表現や、実際には少ない当選数を大きく見せるような表示も不当表示にあたります。応募条件や当選基準を曖昧に記載することも消費者を誤解させる恐れがあるため避けましょう。

景品表示法に違反した場合、行政処分(措置命令)や罰則が科される可能性があり、企業の信用失墜にも直結します。透明性のあるルール設計と正確な情報開示を徹底し、参加者が安心して応募できるキャンペーン運営を行うことが重要です。



応募条件を複雑にしない

応募条件の設定は、キャンペーン企画初心者が失敗しがちなポイントのひとつです。
たとえば、条件が『フォロー&いいね&引用リツイートで感想コメント』など、キャンペーン効果を期待するばかりにユーザーに多くの行動を促し複雑化してしまい、参加率が下がってしまうパターンです。
条件はシンプルに、かつ投稿内にわかりやすく明記しましょう。新商品の情報などキャンペーン応募に直接関係のない情報はできるだけ入れないことをおすすめします(入れたい場合はLPのURLなど記載し誘導する)。また投稿バナーに条件をまとめて記載するのも効果的です。



キャンペーン実施後の対応

キャンペーンはやって終わり、ではありません。キャンペーン実施後の注意点として、Aさんによると、「キャンペーンが成功しフォロワー数が増加しても、そこで満足し運用が疎かになるとフォロワーはどんどん離れエンゲージメントは低下していってしまいます。キャンペーン後もフォロワーに関心を持ってもらえるような有益な情報を投稿したり、新たにキャンペーンを実施したりと継続的に投稿を行い、フォロワーの離脱を防ぎファン化を促すよう心がけることが大切です。」とのこと。



話題を獲得した、リツイートキャンペーン成功事例3つ

拡散効果の高いリツイートキャンペーンは、新商品や新作公開の認知拡大に最適です。
ここで、リツイートキャンペーンで大きな成果を得た事例を紹介します。



【成功事例1】映画「笑いのカイブツ」<フォロー&リポストキャンペーン>

2024年1月に公開された映画「笑いのカイブツ」の公開記念キャンペーン。
期間中、映画の公式アカウント(または「QUOカードPay」の公式アカウント)のフォロー&リポストで映画オリジナルのQUOカードPayが当たるこのキャンペーンは、映画のビジュアルをデザインした景品のオリジナル性もあって大きな反響を呼び、4万以上のリポストがされました。

目的:認知拡大、フォロワー増加

インセンティブ:映画オリジナルデザインのQUOカードPay最大5万円分を抽選で15名にプレゼント

事例:X(旧Twitter)キャンペーンで予告動画を拡散!合計約76万のインプレッションを達成



【成功事例2】株式会社セガ 「龍が如く8」フォロー&リツイート(リポスト)キャンペーン

大人気ゲーム「龍が如く」シリーズ。その新作「龍が如く8」の発売を記念して行われたフォロー&ハッシュタグ投稿のリツイートキャンペーンです。
「毎日80名に最大8,888円分のQUOカードPayが当たる」という、「龍が如く8」の「8」を前面にアピールしたキャンペーンで、新作の認知を大きく拡大。同時期の他キャンペーンに比べ1.5倍もの応募数を獲得し大成功を納めました。

目的:認知拡大、フォロワー増加

インセンティブ:最大8,888円分のQUOカードPayを毎日抽選で80名にプレゼント

事例:他キャンペーンと比較して応募数50%増を記録 !セガ社内での評価が高く、『龍が如く』シリーズ3度目の起用



【成功事例3】株式会社松屋フーズ フォロー&リツイート(リポスト)キャンペーン


松屋フーズの公式アカウントでは、新メニューの認知拡大と新規フォロワー獲得を目的としたフォロー&リツイートキャンペーンを実施。キャンペーンの景品に松屋フーズ専用QUOカードPayを採用し、当選者の来店促進も行いました。
投稿には大きな反響があり、結果的に多くのリツイートにつながり、告知効果を得ることができました。目的の一つであるフォロワー数も、約半年で8万人近く獲得を達成しました。

目的:認知拡大、フォロワー増加、来店・販売促進

インセンティブ:抽選で松屋商品と同額の松屋フーズ専用QUOカードPayをプレゼント

事例:Twitterとの相性が抜群。新規フォロワー獲得・店舗誘引を実現

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リツイートキャンペーン成功のコツ

リツイートキャンペーンで成功した例を見ると、いくつかの共通点が発見できます。
ここでは、事例から見る、リツイートキャンペーンを成功させるためのコツを見ていきましょう。



目的に合ったキャンペーン内容にする

リツイートキャンペーンを成功させるには、まず目的に即した内容設計が欠かせません。
「新商品の認知拡大」を狙う場合と「既存顧客のロイヤルティ向上」を目的とする場合では、投稿文のトーンや景品の選定が大きく変わります。

例えば、紹介した成功事例にある「笑いのカイブツ」では映画のビジュアルを用いたオリジナルデザインのQUOカードPayを景品に選定し、視覚的な面での認知拡大にも成功しています。

目的を曖昧にしたまま企画すると、拡散はされても成果がつながらない可能性があります。



ユーザーの参加条件を簡単にわかりやすくする

参加条件が複雑だとユーザーは途中で離脱しやすくなります。「フォローとリツイートのみ」や「リツイートといいね!」のように、シンプルで直感的に理解できる条件が理想です。
ご紹介した成功事例でも、多くがワンアクションまたはツーアクションで参加可能な仕組みを採用しています。
条件を短い言葉でツイート内に明記することも重要で、読んだ瞬間に「どうすれば応募できるのか」が伝わる工夫が成果を左右します。
特にSNSでは、ユーザーが数秒で判断する傾向があるため、参加方法の分かりやすさは応募数に直結する要素です。



他の企業とは異なるユニークなキャンペーンにする

SNS上では数多くのキャンペーンが展開されているため、差別化を図る工夫が必要です。ユニークなテーマや参加型の仕掛けを取り入れると、ユーザーの印象に残りやすくなります。
消費者心理学の観点でも、人は「他と違う体験」に価値を感じやすいため、ユニークさを盛り込むことはSNSキャンペーン成功の大きな鍵となります。



魅力的な景品を用意する

景品はユーザーの参加意欲を左右する大きな要素のひとつです。魅力的な景品が用意されていると応募数が自然と増え、キャンペーン全体の盛り上がりにつながります。
反対に、どれだけ面白い企画だったとしても、景品に魅力を感じなければ、ユーザーの参加意欲はそがれてしまいます。

では、具体的にどのような視点で景品を選べばよいのか。次の章で詳しく解説します。



リツイートキャンペーンを成功に導く景品の選び方

景品を選ぶ際は、ユーザーにとって魅力的な景品であることはもちろん、予算や企画側の扱いやすさも考慮することが大切です。
ここでは、押さえておきたいキャンペーンの景品選びのポイントを解説します。



ターゲットの属性に合った景品にする

景品選びで最も大切なのは、キャンペーンのターゲット層に合致した内容にすることです。例えば、学生を中心に訴求したい場合は日常的に使いやすいアイテムや流行に載った話題のアイテムが注目を集めやすいでしょう。ビジネス層には実用性の高い商品や時間短縮に役立つものが好まれる傾向があります。結婚や家庭を意識する世代に対しては、生活を豊かにするグッズや家族で楽しめる景品が共感を得やすいでしょう。
ターゲット像を明確に描き、その人たちが「欲しい」と感じる景品を用意することで、参加意欲を高めるだけでなく、ブランドメッセージをより効果的に届けることができます。



ユーザーが利用しやすい景品にする

リツイートキャンペーンの景品は「誰にとっても使いやすいか」という観点も重要です。使い道が限定的すぎる景品は応募者を狭めてしまう可能性があります。多様なユーザー層が日常生活で気軽に活用できるものを選ぶと、より幅広い参加を促せます。
特にSNSキャンペーンは拡散力が大きいため、参加者が景品を受け取った後に実際に使い、その感想を発信してくれる「二次的な口コミ効果」も期待できます。景品を「便利」「嬉しい」と感じてもらえることで、ブランド好意度の向上にもつながりやすいのです。
利用シーンを具体的に想定しながら選ぶことが成功のポイントになります。



予算と調整しやすいかも確認

キャンペーンを実施する際は、景品の魅力だけでなく、予算管理のしやすさも考慮する必要があります。
たとえ豪華な景品を用意しても、費用がかさみすぎてしまえば費用対効果が低下する可能性があります。反対に、あまりに低コストな景品では参加者のモチベーションが下がり、十分な応募が集まらないこともあります。
理想的なのは、ターゲットの期待に応えつつ、予算内で無理なく運営できるバランスを見つけることです。また、当選者数や発送方法なども考慮し、運営負担が大きくなりすぎない仕組みを整えることで、継続的にキャンペーンを実施しやすくなります。



オリジナルデザインなど話題性があるとベスト

景品に話題性を持たせることでキャンペーンの拡散効果をさらに高められます。
特にオリジナルデザインや限定仕様のアイテムは「ここでしか手に入らない」という希少性を演出でき、参加者の熱量を高めやすい特徴があります。
また、SNSユーザーは「シェアしたくなる体験」に反応しやすいため、ビジュアル的に魅力がある景品や、ブランドの世界観を反映したユニークなアイテムは、リツイートキャンペーンの景品として最適。自然な拡散を後押しし、ユーザーの手によってキャンペーンの認知が広がります。



リツイートキャンペーンの景品にQUOカードPayが選ばれる理由

リツイートキャンペーンの景品として多くの企業から採用されているのが、デジタルギフトのQUOカードPay。ユーザーにとっても企業側にとってもメリットがある景品です。



全国のお店で使えるので参加者が集まりやすい

QUOカードPayは、提携のコンビニやドラッグストア、書店など全国の身近なお店で使えます。デジタルギフトというとECサイトのキャンペーン景品としてオンラインクーポンなどもよく採用されていますが、QUOカードPayは使える場所や店舗が限定されないのが魅力。実店舗で使えるためユーザーも利用しやすく、幅広い層に喜ばれる景品です。
ユーザーにとって利便性・汎用性の高いQUOカードPayを景品とすることで、多くの参加者を集められるでしょう。

QUOカードPayが使えるお店はこちら



郵送の必要がなく、費用・工数削減可能

QUOカードPayなら、当選者への送付はX(旧Twitter)のダイレクトメールでURLを送付するだけで完了。物品の景品と異なり配送に費用や工数を費やす必要がありません。キャンペーンにかかるコストを大幅に削減できるのは、企業側にとって大きなメリットです。



企画や予算に合わせて1円単位で金額設定

1コードにつき50円~100,000円まで、1円単位で金額設定ができるのも、QUOカードPayの特徴です。高額インセンティブを少数に付与するケースから、少額を多数に配布するケースまで、キャンペーンの目的や予算に応じて柔軟な対応が可能。
また、細かく金額設定できるので、「55周年記念でQUOカードPay5,555円分プレゼント」といったようなユニークな企画も実現できます。



オリジナルデザインでグッズ的価値の高い景品に

前述したように、リツイートキャンペーンは景品に希少性を持たせることで拡散効果がアップします。
QUOカードPayは、表示される券面画像を無料で自由にデザインできるため、「ここでしか手に入らない」キャンペーン限定のオリジナル景品が可能。企業キャラクターや告知するイベント・作品のビジュアルを取り入れれば、グッズ的価値も高まり、キャンペーンをさらなる成功に導けるはずです。

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【まとめ】リツイートキャンペーンは認知拡大に高い効果!ぜひ検討を

本記事では、X(旧Twitter)のリツイートキャンペーンについて、種類やメリット、具体的な手順から成功のコツまでを幅広く解説しました。リツイートキャンペーンは、低コストながら高い拡散力で認知拡大やフォロワー獲得に繋がる、非常に強力なマーケティング施策です。

成功の鍵は、「何のためにやるのか」という目的を明確にし、ユーザーが気軽に参加できるシンプルな条件と、思わず応募したくなる魅力的な景品を用意すること。また、Xのガイドラインや景品表示法といったルールを遵守し、ユーザーに安心して参加してもらう信頼性の確保も欠かせません。

ご紹介した成功事例や景品選びのポイントを参考に、ぜひ貴社の次のマーケティング施策として、効果的なXキャンペーンを企画・実行してみてはいかがでしょうか。



公開日:2025年12月16日

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