35th Anniversary QUO 35th Anniversary ARTIST × QUO

Scroll

アートでつながる。アートをつなぐ。

人から人へつながり、贈りものの新しい世界をひらく。
35周年のQUOカードと、現代のアーティストが出会いました。
気鋭の5人のアーティストの手から生まれた作品が、
ことばも場所もこえて、あなたの心へ。
それぞれの想いをこめた、5つのカードが登場します。

Concept

もっと分け合うことができたならば。

あげることともらうことは、実は同じことなんじゃないかと最近思います。
特に美術業界の中では、形はそれぞれ違うにせよいろんな思いや意味をもらい、
また誰かにあげることがあります。なんとなくそれは分け合っているような感じで、
みんなで何かを作り上げているような感覚があります。
僕はそのような感覚になるたびに、これまでお世話になった人たちを思い出し、
それは感謝の気持ちに近いかもしれません。

もっと分け合うことができたならば。今回選ばれた5人の作家の方々は、
それぞれの制作活動の中で、分け合うことをしています。
写真、イラストレーション、絵画、彫刻、映像、コミュニティーそれぞれの方法で、
独自の世界や目指す社会の姿を映し出すような5人の作家は、
作品を通してまるでヒントのような社会への眼差しを我々に分け合ってくれます。
5人の作家のQUOカードは、あなたがまた誰かに分け合うための方法に
なってくれることを期待しています。

作家、キュレーター丹原 健翔

丹原 健翔

ARTIST Interviews

Curator

丹原 健翔Kensho Tambara

作家、キュレーター。92年東京生まれ。ハーバード大学美術史学科卒業。ボストンで作家活動をしたのち、17年に帰国、国内で作家・キュレーターとして活動。ギャラリーなどの展覧会のキュレーションをはじめ、アートスペースの企画・運営などを行う。21年12月から「ソノ アイダ#新有楽町」のキュレーター。主な展覧会に「未来と芸術」展(19年、森美術館、Another Farm名義)、「ENCOUNTERS」(20年、ANB Tokyo、キュレーション・作家)、「Dream Play Sequence」(21年、富山県美術館内レストラン「BiBiBi & JURULi」、キュレーション)、Meta Fair #01 (22年、ソノ アイダ#新有楽町、企画・運営・キュレーション)、「デバッグの情景」(22年、ANB Tokyo、キュレーション)など。